東日本大震災から、4回目の11日が過ぎました。
例年と異なる季節外れの3月の雪。
早い梅雨明け、猛暑の夏の到来。
穏やかな春は短く、自然の厳しさが身にこたえる時間が多い震災後です。
後片付けに伴う怪我。すぐ破傷風対策です。
有機物の腐敗に伴う、臭い、蠅、微生物の発生。
突如あらわれた海底土から舞い上がるほこり。
凹凸激しい大地には、水たまりができ、ボウフラ、蚊の発生。
地道に、一歩ずつ復旧。日本全国に望まれ、期待されている復興はその先。
がんばっていますと笑顔で応えたその後で、
先の見えない不安で、萎え、落ち込む気持ちが入り交じった表情で
たたずんでいる人が増えてきました。
震災を経験した後の心は、一筋縄ではゆきません。
生死の境は、紙一重