連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

まぼろしとなりつつある宮城の名産品

2011-07-31 19:46:54 | 日記・エッセイ・コラム

埋もれ木細工

古来から、和歌の枕詞にもなっていた埋もれ木。

仙台の埋もれ木は、500万年前のメタセコイアが炭化したもの。

五色筆

40年前の学生時代には高価で月給をもらうようになったらば、

習字の手ほどきをしてくれていた父、おばに贈ろうと心づもりをしていたが、

いざ贈り物にと思った時には、まったく目にできない品となっていた。

筆の軸が、ハギ、マツ、ススキ、ヨシ、タデと仙台付近の材料からなり、

筆の穂が、五色に彩色されていた。

萩筆

今回の東日本大震災後、見かけない。

製造所が、被害にあってなければよいがと心配になっている。

雄勝硯

甚大な被害を受けた雄勝地区。必死で復旧、復興に向かっている。

訪問された方には、ゆかりの品を贈りたいので、

細々ながら伝統が絶えなければよいがと案じている。

コメント
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