宮崎駿監督の引退会見の記事
72歳、あと3ヶ月で73歳
前作”崖の上のポニョ”から”風立ちぬ”完成まで5年を要し、
次はさらにそれ以上。80歳を超える?
のろまになった。との発言を読んで、
今日のタイトルを思い浮かべた。
自分自身は、長らく大学病院で、研究の傍ら臨床医を続けてきた。
有る年齢になると、環境から閉め出されるかたちで、研究に従事する機会を縮小。
(臨床医は、それだけで研究に従事できる環境ではないのですが)
60歳も半ばに近づき、過ぎようとし始めると、
余命、体力、気力(記憶力)を考え
成果を世に問ってから、死を迎えたいと思い始めている。
長編の制作を考えると、全編の構想、統一、そして、興行成績、収益を考えれば
責任有る立場では、長編制作は引退という必然の結論であったのかと思う。
今回が、引退宣言7回目とネットのタイトルにであったが、
過去6回と、今回の引退を宣言した監督自身の発言にいたった心の内は違うのではと思う。
長編アニメ以外の次に期待して待っていよう。