連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

院長室の窓辺

2015-06-20 08:47:20 | しのぶ
診療所から病院開設許可後1995年に、移動した院長室。
南側に大きく広がる窓から、時の移り変わりを、故宇塚先生も,共に眺めてきました。
シルエットが辛うじてとなった視力の低下、日々の太陽、日照具合による認識力の変化も教えていただきました。
窓辺の飾り棚は、2013年2月に、病院の所有権移転後、院長室に隣接して有った応接室から、玄関脇の植物など、可能な限りのものを置いてあります。
二人で耐えた時間も詰まっています。
開院当時からのゼラニウムがいまだに健在ですが、元の株は花を咲かせません。院長室に引っ越してから、朝夕のブラインドの上げ下げの折に、折ってしまった枝を花瓶に挿し続けていると、根が出てきたので、鉢に植えた株は,次々と花を咲かせています。示唆的です

2013年2月末 常ならぬ 音のありかを 問いただす 窓を凝視し 手にぎりしめぬ
       足音も ざわめく外も 無縁なり ラジオ響かせ 耐え忍びし 
コメント
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