外見は、足は伸びている。
大学を卒業する年、36年前の春の日以来、どんどん硬く縮こまってきていた。
その日は、痛みが無く気持ちの良い日だった。
体全体をゆっくりのびのびとした瞬間、激痛が走り動けなくなった。
以後、右の仙骨から足に賭けて、しびれと時に痛みが走る状態が続いてきた。
病み痛むことに調和を取り毎日を生活をするにつれ、
姿勢はジグザグで、でも何とか軸は取って動いてきた。
2002年に太極拳に出会わせてもらってから
ストレッチを継続してきたら、
足の伸びる感覚が戻ってきた。
それに付随して、36年前の激痛が走った!
そして、36年前の明るい、穏やかな空気の中に、一人存在している私の光景が浮かんだ。
絶対の孤独の中で、踏み出して、
患者以外には、キリキリと向き合っていた自分がいました。
恩師、宇塚先生からは、”後家のがんばりはすてて、もっとゆったりしろ!”
宇塚先生と、患者に支えられて生き延びてきたなと思うことと、
気力だけでなく、復活してきた肉体で、
タフに、支えなければいけないものに向き合おうと思っています。
多くを失った被災者、孤独の中にいても、
閉じ籠もらず、生き延びる術が有るようにと祈らずにはいられません。
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