豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

換気扇の空気出入口の意識は…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2017-03-17 21:36:26 | ファース本部

建築基準法に「換気法」と云える規制があります。
1時間に0.5回以上の換気を行う事が義務付けられております。
私達が家づくりを行う際は、家全体の容積(気積とも云う)が400㎥だとすると、0.5回つまり、その半分の200㎥の機械換気を行うと云う事です。

換気量の計算書を添付して確認申請を交付して頂きます。
この換気量の計算は、換気機材の換気能力、ダクトの長さやエルボの数等と、きめ細かい計算書を書いて添付します。しかし、空気の出入り口のベントキャップ(換気扇フード)の有効量を書き込むようになっておりません。

例えば100㎜のパイプでは、100㎜の換気フードに繋ぎますが、計算でその換気フード単独の有効開口面積をしっかりと計算に入れていないのが殆どです。
この換気フードの多くは、耐風や吹雪の際の雨水や雪の侵入、それに防虫のための対策が為されており、繋いだパイプの半分以下の有効孔しか計算できない現場が大半なのです。

台風の雨水や吹雪の侵入を防ぎつつも100㎜であれば、100㎜以上の有効孔が確保されていることが必須なのです。
今日は、東日暮里に本社のあるベントキャップメーカーの株式会社大佐様を訪問しました。ベントキャップの有効孔を確保したまま、台風の暴風雨、暴吹雪の侵入をくい止めるベントキャップの研究開発と製造、販売しております。

今日は、北海道の猛吹雪でも対応できる換気フードの提案を行ってきました。
写真は私の隣が開発エンジニア課長の阿部尊治さん、商品開発部長の松野慎也さんです。
ホワイトアウト状態の猛吹雪に対応出来れば、台風の暴風雨にも堪えられます。
断熱住宅の普及の陰に、ベントキャップの有効孔の存在を大佐さんで具現化しそうです。

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