付加価値の大きなモノづくり。
付加価値の高いサービス提供。
付加価値税の検討などと「付加価値」なる言葉を多く耳にいたします。
そもそも「付加価値」とは、生産過程で加えられた新たな価値と云う意味です。
一定期間の総ての生産額から原材料費や燃料費等と減価償却費を差し引いたモノですが、商品やサービス等に付け加えた、他にない独自の価値と云う方が解り易いと思います。
「付加価値を付けて」他社との差別化をはかり優位な商いを促すのは経営者の常識です。
私達の家づくりには、「ハード的な付加価値」を付けなければ太刀打ちできません。
またユーザーの価値観の変貌も観察する必要があります。
ユーザーの価値観は「価値観向上」と云うより「価値観変貌」なのでしょう。
ハード的な付加価値に加えて、人の気持ちや心情、感性等の価値観が年々変貌します。
去年は付加価値が生きて売れて商品が翌年には陳腐化してしまう事があります。
商品の陳腐化ではなく、人々や時代背景の対する陳腐化とも云えそうです。
真の付加価値とは、エンドユーザーが自然に愛着の湧くようなモノづくりなのでしょう。
同じ事が政治の世界でも云えそうです。
今は、小学校舎建築に絡む、籠池氏たる人の言動や行動にマスコミが踊らされ、国会でも予算委員会の貴重な時間が陳腐な遣り取りに終始しているようも思えます。
マスコミ報道の陳腐化と、それに左右される政治家の陳腐化を危惧します。
写真は、今日訪問した政治家の家系である、石川県議会議員の車幸弘君の自宅で、今も使用されている囲炉裏の炭火で湯沸かしする茶釜です。
このデザインや100年もの年期が入った付加価値は相当なモノに感じます。
この茶釜で淹れる煎茶の美味しさは口で語る事が出来ません。
さて今日は、車幸弘君とゆっくりと政治談議をすることが出来ませんでした。
しかし、このような時間の過ごし方にも付加価値がありそうです。
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新