北海道のような降雪地帯には雨樋がありません。
雪のために破壊されてしまうからですが、雪の積もっている期間は極めて限定的です。
それでも雪国では雨樋を取りつけない事が当たり前となっております。
雪国の屋根に雨樋を取り付けしないのは、果たして当たり前なのかを思考してみました。
色々な調査を行ううちに、雪国の屋根の雨樋の設置マニュアルも存在いたします。
つまり当たり前ではなく、取り付けるなら要件を満たせば設置できると云う事です。
ところがそれは本州の降雪地帯が前提のようでした。
一年に数回しか雪の降らない地域では、取り付けの方法で対応する事が出来そうです。
しかし北海道のように、積もった雪が凍ってしまうような環境下での雨樋には、本州のそれとは要件がまったく異なります。
弊社は、「雪の積もらない屋根」の開発を行っておりますが、エアコンの温風を屋根の下の空洞に流して雪が屋根面に触れた瞬間に溶解する屋根です。
その過程で恒常的に降る地域にも雨樋があれば良い事を実感しました。
今日は札幌市内に本社のあるYKスチール株式会社様を訪問しました。
写真は代表取締役 斎藤清実さまと撮りました。
YKスチール様は鉄骨フレームなど造っていますが、細かい細工モノづくりも得意です。
屋根の雪の溶解と落雪のメカニズムを知る事で降雪地帯用の雨樋も可能となりそうです。
寒冷地の雪国での家に雨樋が出来れば、家の外観にも色々な工夫が出来そうです。
さて今日は札幌い移動して来ましたが、道南の函館市や北斗市は完全に積雪量0mです。
今日この札幌では、吹雪にまで見舞われました。
屋根の雪の雨垂れを防ぐための打ち合わせには最適な天候とも云えそうかも。
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