豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

講演する側と受講者…北斗市

2017-11-07 17:33:11 | ファース本部

講演の定義とは、聴衆の前で一定のテーマをもとに話をすることを云います。
私もかなりの回数の講演を行いますが受講者の受け止め方は、千差万別のようです。
今日は上磯中学校で行った道徳の課外授業の講演感想文400通の総て読み切りました。

感受性の強い中学生と云う事もありそうですが、30分の講話の中で発した一言一言を聴いた生徒は、それぞれの感性で受け止め方をするようです。
中学生は、授業の一環で聴かせ、その感想文を書かせることに意義があるようです。

私達は普段、何処かで講演を聞き、それを感想文にしてまとめるような事が殆どありません。
私達は、聴いた人々が一緒になって、その内容で意見を交わすことはありますが、それを講演した講師に聞こえるような事もありません。

私も講演をする一方で、他人の講演を聴く回数は少なくありません。
他人の講演を聴いて絶賛することも、また否定的に捉えることも多くあります。
講演の際の受講者の立場や環境、心境などでも大きく受け止め方が異なりそうです。

これは中学生に限らず、私達が普段実践している、工務店経営セミナーや技術研修会での講演でも受け止め方はそれぞれ異なるのでしょう。(写真はある講習会でのもの)
一応は受講者アンケートを書いて頂くのですが、当たり障りのない事ばかりです。

講演は、講師自身の体験や知見にもとづく主観があり、それが必ずしも受講者の求める事とフィットするとは限りません。
道徳の課外授業の講演の本音の感想文400通を読み、講演の在り方を深く理解したしだいです。

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