目覚まし時計で目覚め、カミさんが用意したトーストの朝食を終え、いつものように職場へと出社します。
職場では仕事をこなして帰路につき、駅前の居酒屋で同僚と落ち合って、おでんを抓みながら愚痴を述べ合ってから帰宅する。
極めて一般的なサラリーマンの姿のような気が致します。
特別美人の妻でもなく、特に優秀な子供でもなく、その自分もたいした学歴が在る訳でなく、容姿体形も自慢できる事もなく、それでも郊外に小さな家を持ち、贅沢は出来ずとも人並みの生活が出来ているとしたら、それ以上の何が必要なのか。
普通の生活、普通の家族を保持できる事は、とても幸福な事なのかも。
この「普通」と言う基準が一人ひとり異なります。
金持ちは金持ちなりの苦悩があり、それは我々貧乏人より根深い場合も多くあります。
今日は、先月に行った上磯中学校の道徳の課外授業で、私が講話を受講者した全生徒の感想文を教頭先生が持ってきて頂きました。
「仕事と職場と幸せ」をテーマにした講話を行ったのですが、受け止め方が様々です。
1年生と3年生の2年生を除く約400名、感想文です。
その感想文を読み、私が発した一言一言は、生徒一人一人で、受け止め方がかなり異なる事を知りました。
「普通の生活とは何か」を、「人生とは何か」と、まさに哲学的に思う生徒もいました。
日々の在り来たりのライフスタイルの中には、様々な感性や価値観が織り合いながら私達の人間社会が構成されているのでしょう。
生徒達の感想文(写真)から、人としての為すべきことを教わった気が致します。
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