しがらみを漢字で書くと「柵」となり「さく」なのですね。
「柵」「枠」など一定の範囲とも云えそうです。
東京都知事の小池百合子さんが「しがらみのない政治」を掲げておりました。
小池さんは、しがらみを「纏わり付くモノ」と解釈すると、無い方が様々な改革が出来るとしております。「垣根」「引き留め」「邪魔」なども「しがらみ」の中に入ります。
つまりは、改革を断行すると既得権益を侵される方々が多くいて、挙って抵抗するのです。
一方でしがらみとは、結び付き、切っても切れないご縁、人との交流、コミュニティ、交友関係などもその一端となります。
総てが駄目な事ばかりではないと云う事です。
浮世のしがらみ、世間のしがらみ、浮世の重圧などは、人間社会の憑き物です。
その中で人間社会との賢明なしがらみを生かして行く必要を感じます。
今日は伊那市から東京事務所に移動して法政大学の川久保准教授と断熱素材の意見交換を行いました。研究者の世界でもしがらみや制約の中で研究する場合も多いようです。
しかしながら川久保准教授は、私達のような開発者とも同じ目線で研究を進めてくれます。
社会貢献のためには、しがらみも上手に活用しうる強かさもまた必要なのでしょう。
研究者も時代潮流にそった在るべき姿が求められ、川久保先生はその第一人者とも云えます。
写真は東京事務所で打ち合わせに同席した実験を行っているハウジング事業部の久保田公明君と、今後の実験方針について協議しているところです。
4泊5日の東京、北洲、南洲、そして東京での出張を終えて北斗市本社に帰社いたしますが、このブログ更新は羽田空港ラウンジからです。
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