住宅工法には様々な特徴を持った家づくりが多く存在いたします。
ツーバイフォー工法とは、カベ構造となっており太い柱や梁などを使用しません。
またパネル工法は、断熱材を挟み込んだ合板パネルで剛性の高い家を創ります。
一般的なのは、在来軸組工法と云われる、日本の古来構造工法です。
この在来軸組工法は、大工さんが指金を使用して墨付け、刻みを行い、大工技量の腕の見せ所でもありました。現在はこの軸組工法もコンピューターを用いたプレカット方式で、実に正確で綺麗な仕上がりとなります。しかし木造の家づくりに拘るお施主様には少しばかり無機質に感じるかも知れません。
写真は釧路管内のファース・グループ工務店、大友建設さんが建築した丸太を使用して木材を露出させたファースの家です。
このような丸太を露出させる工法は、大工の技量の伴う墨付けと刻みが要点となります。
大友建設の社長の大友義典さんが、持ち前の腕前を披露した作品です。
大友社長は、集成材と異なり無垢の木材で設えた家の優しさ、逞しさ、温かさで住む人を包み込みます。これをファース工法で建築すると、真冬も真夏も、まさに自然の中にいる森林浴をしながら、とてもリラックスできる生活空間を楽しめると胸を張ります。
ファース工法は、ツーバイフォーでも多くの実績があります。
それも木造住宅に愛着のある人には、無垢の木材剝き出しの家づくりが大きな魅力です。
このような構造の場合は、エアコンやファース工法空気循環システムなどの機械室を屋根の一角に設える構造となっております。