今日6月26日金曜日は、「21回ファース全国大会in釧路」の開催日でした。
3月上旬に皆様方には、新型コロナウイルス感染予防のために中止決定を通達しました。
ファース全国大会は、過去20回にわたり全国各地で開催してきました。
昨年は、第20回の節目に本州から沖縄大会を決行し、多くの方々にご参加頂きました。
住宅産業は日進月歩で進化しており、昨今は特にその変貌の大きさに驚きを隠せません。
毎年ファース工法も色々な工夫を施して進化させており、全国大会はその技術提供の大切な機会でもありました。決して飲み食いだけのお祭り騒ぎのだけの場ではありません。
過去20回を一回も欠かさずに参加して下さるファース加盟工務店様も多くおります。
全国大会への参加は強制ではありませんから都合のつく方々だけの参加で行います。
それでも毎回、加盟工務店様の半数以上は必ず参加されます。
全国大会は、初期のころにかなり中身の濃い研修会的な要素でした。
昨今は、難しい研修内容でなく、楽しみながら参加して頂くようなイベントにしています。
住宅業界はハウスメーカーも含め「生き馬の目を抜くような」競争業界でもあります。
ファース本部も常に新しい技術開発と研究を行っていますが、それよりも業界情報を見逃すことの方が工務店経営に致命的なダメージを与えます。
ファース本部からは、ファース・ニュースなどで随時情報を送っておりますが、全国の加盟工務店様が一同に介して行う情報交換にも大きな意義があります。
今年は残念ながら中止となりました。
私は、来年の全国大会についてテーマも場所も、白紙で企画を練り直すことが良いと思っております。コロナ禍以後の工務店経営の在り方を思考できる大会にすべきと思うのです。
写真は過去の「ファース全国大会」の様子です。