ファース本部本社がある北海道北斗市の今日は朝から20度前後の気温で推移しています。
真冬の北海道は、連日氷点下の厳寒状態が続きます。
この冬を乗り越えれば10月末までは、本州の春か秋のような気温です。
梅雨時期の梅雨前線の北端は、津軽海峡辺りまでしかありません。
本州の梅雨から真夏にかけての時期の北海道は、とても過ごし易い日々が続きます。
北海道の夏の気温は、ところによって30度を超える場合もありますが、本州の30度より湿度が低いのではるかに過ごし易いのです。
本州では、気温26度でも湿度が80%の時もあり、とても蒸し暑く感じさせます。
北海道は、同じ26度でも湿度が50%以下なので蒸し暑さを感じることがありません。
26度程度の場合は、木陰などに身体を置くと、とても涼しくて爽快感があります。
私達のファース工法は、住宅の内部環境をエアコンで気温を下げるだけでなく、湿度も調整できる機能を持たせました。
ファース工法で湿気の少ない環境の構築で、本州の梅雨時期や真夏を北海道のように爽快で快適に過ごす事が出来るようになります。
北海道のように外気湿度が低いのと異なり、本州の家屋内で機械的に湿気を取るためには、機械の発する熱と、その熱収支を相殺しなければなりません。
ファース工法は、1棟あたり平均300㎏くらいの専用部材ファースシリカ(湿気の吸排気を行うシリカゲル)を床下に敷設して調湿を行っております。
昨年は大学工学部の准教授に要請して全国86ケ所のファースの家の温湿度とエアコン消費電力を調査しました。そのデータが間もなく日本建築学会に公表されると思われます。
例外なく殆どの住宅が北海道の春や秋のように夏冬の温湿度が一定です。
写真は床を張り上げ仕上げ前のファース工法の床下です。