豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家づくりは温暖地ほど難しい…北斗市

2009-10-09 17:30:42 | ファース本部
北海道の真夏で気温が30℃を越す事は珍しくありません。しかし、その時の湿度が50%を超える事は殆どありません。木陰に入ればこの30℃の気温がとても爽やかに感じます。
ところが、本州では気温30℃、湿度80%と言う真夏が連日のように続くのです。

湿度が低ければ、気温が多少なり高くとも、人の身体から水蒸気が蒸発して体温を奪うため、清涼感を増して暑さがさほど気になくなります。
湿度が高い場合、体温が奪われ難くなるため蒸し暑さを強く感じ易くなるのです。

夏場の家屋内の湿度を一定以下にセーブしてあげる事が必要なのです。またカラカラに乾燥する真冬では、逆に家屋内の湿度を一定以上に高くして上げる事で、住む人の身体から体温を奪い難くします。

先日は、九州の熊本県阿蘇市を訪問したのですが冬は、雪も降るし、気温が氷点下にまで下がります。つまり九州は寒冷地並みの冬の気候なのです。
それでいて真夏は気温が連日のように30℃を超え、湿度も80%近い日々が続くのです。

温暖地の家づくりは、連日のように氷点下の続く寒冷地より、更に様々な機能、性能を持たす必要が出てくるのでしょう。特に、家屋内の湿度管理、木材や内装建材などの含水量、つまり「水分管理」が必要です。ファースの家は、この「水分管理」を行っています。

写真は、講演で訪れた阿蘇市の割烹旅館で天然露天温泉と料理の素晴らしい「阿蘇の四季」で撮りました。隣から㈲南部志賀工務店、社長の志賀正明さん、奥さまの志賀さゆりさん、販売代理店、㈱古木常七商店、部長の宮本和明さんです。

この阿蘇山の麓に位置する阿蘇市は標高があるため冬の気温が下がり、真夏は温暖地特有の多湿な日々が続きます。古木常七商店は、阿蘇市で老舗の建築総合資材、生活物資を扱うトップ企業です。宮本部長も志賀工務店さんと連携しながら難しい九州の家づくりに取り組んでいました。

今日は、これから地元の北斗市、総合文化会館で「幸せの住まい勉強会」を開催致します。ファース加盟工務店主催の住まい講座で講義をする機会は多いのですが地元の方々にこのテーマで話すのは初めてです。日頃、留守にする地元の方に感謝を込めて話をしてきます。

また今日のファース検査員講習に参加された方々も全員合格して各地に戻って行きました。
大型台風が大きな爪あとを残し、被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。
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