菅官房長官が自民党総裁に選ばれ、第99代内閣総理大臣に就任する事になるのでしょう。
世襲議員や官僚出身の代議士が多い中で世襲でもなく官僚出身でもない総理大臣は、コンピューター付きブルドーザーと云われた田中角栄さん以来となります。
田中角栄さんは、自分と関わる人の姓名やその家族の名前まで憶えていたと云われます。
まさにコンピューター並の記憶力で私は角栄さんの演説をビデオで何度も聴いています。
一方で角栄さんは、カネ集めも極めて上手で最期に金権政治と批判され短命内閣でした。
優しい人の周りには、優しい人ばかりが集うものと云われます。
人を大切にする企業や組織には、企業や組織を大事にする人々が参集するものです。
類は類を呼ぶと云い、奇人変人と云われた私には、同じような人が集ったのかも知れません。
菅さんは、安倍政権を継承すると断言しております。
それでも時代潮流は、敏速に変貌しつつあります。
その時代に見合う改革を行わなければ、人も組織も劣化現象を生じさせることになります。
菅総裁が約束した縦割り行政の変革実行には、既存路線で構成した既得権益が縦横無尽に張り廻っており、これが改革の大きな抵抗勢力となることでしょう。
一方で大改革を行うと云っても、古き善き風習や思想など尊重すべきです。
その尊重する事と、そのまま継承する事は大きく異なります。
江戸時代の石垣や築城など、先人達の技術や技能は、想像を超越していると云えます。
いま、築城等の知恵や工夫を現代建築に生かそうとしても、その技能は超えられません。
私達は、調湿性能を家屋に持たす「茅葺屋根メカニズム」を住宅システムに採用しました。
皆と笑顔で過ごせる家づくりを実践したいとの理念、信念を曲げず、ひたすらビジョンに向って前進すると周りには、自然と同じ信念や志を持つ人が参集するものです。
菅新総裁が岩盤規制と云われる「しがらみ」だらけの既得権益を壊すには、成就するまで遣り続ける毅然とした姿勢を見れば、心ある政治家の同士が加わることでしょう。
「#ファース工法」「#空気サラサラ」「#ファースの家」「#福地建装」「#フクチホーム」
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