豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

細~く、長~くいつまでも…長万部~北斗市

2010-03-23 22:00:00 | ファース本部
右肩上がりに一気に成長する企業は、ピークを過ぎると一気にまた右肩下がりになるケースが多くあります。右肩上がりの状況は、ついついそこに関わる経営者や関係者が、謙虚さを忘れて自分でも気付かない傲慢さな行動になっていそうです。

私達、ファース本部は一度たりとも右肩上がりの経験をした事がありませんでした。
少し寂しい気持ちも無いと言えば嘘になります。しかし、付き合う人々ともは、いつも同じスタンスで、細く、長く、みんなが同じ気持ちでの付き合いが続いています。

ご縁があってファースブループに参加して戴いた工務店さんの殆どは、長いお付き合いを戴いております。しかし過去には、私達の技術を自分流に加工して独自路線を突っ走り、右肩上がりの成長をし、そして脆くも破綻していった工務店もあります。

急激な右肩上がりは、自分自身を見失うなってしまう場合がありそうです。
特に地域密着型の工務店経営は、朴訥で地道にコツコツを目立たないくらいの実直さが良いのでしょう。地域の人々や建主さん、協力業者さんとの連携を忘れずに…

太い付き合いには、費用対効果などの無機質な要素が大きなウェートとなります。
今日は本社にAsahi KASEI(旭化成)の札幌住建営業部長、忠岡公治さん(写真)が来社されました。旭化成さんは、ヘーベルライトと言う外壁材を製造販売しています。

この軽量コンクリートの外壁材は、耐火性、遮音性に優れた素材ですが、一気に右肩上がりの成長がありませんが根強い市場を保持しています。私達も既に30年にも及ぶ付き合いになり特徴を生かせる家づくりには、採用するケースが度々あります。

忠岡部長さんとの意見交換で感じた事は、私達ファースブループも、一気の右肩上がりよりコツコツ少しずつ、一歩一歩を大切にして行く事だと再認識したしだいです。
今日は、全国大会中に亡くなった社員の肉親の葬儀で長万部までの往復200kmの移動でした。

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