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ファース工法開発元の北斗市本社屋…北斗市・本社
10月20日の北斗市の今朝は、気温2度、道内内陸では雪の降った地域もありました。
今年は、猛暑の夏でしたがが、秋をスルーして一気に初冬へ来たように感じます。
写真は、北斗市中野通にあるファース本部本社屋です。
このファース本部本社で住宅システムのファース工法が誕生しました。
現在は、全国各地で「ファースの家」として建築されています。
それも決して一朝一夕で出来たわけではありません。
公的認定を交付されるまでは、霞ヶ関の認定機関IBECまで5年間も通い続けました。
妻で副社長の二人が、開発資金を遣り繰りしながら、研究開発を行い、諦めかけた事などは、一度や二度ではなかったのです。
樹脂スプレー発泡断熱では、日本で初めての木造住宅の断熱気密工法でした。
「ファース工法」が認定されてからは、次々と色々な樹脂スプレー発泡断熱工法が出来て行きましたが、既成事実を確立するための試行錯誤は相当なものです。
この北斗市(当時上磯町)は、北海道でも温暖な道南にあり、氷点下20度を下回る寒冷地では使い物にならないとされました。
それを払拭してくれたのが、流氷着岸するオフォーツク沿岸、網走市の山内建設さんでした。
当時社長(現会長)の山内政光さんは、お施主を説得して「ファースの家」の初施工を網走市内に建築して頂きました。
お施主様からは高い評価を頂き、一気に津軽海峡を渡り青森県へと南下して行きました。
単に温かい、涼しいだけでなく、省エネで湿度管理の出来る「完全輻射熱冷暖房方式」が特徴の「ファースの家」は、本州最南端の大隅半島、そして沖縄でも建築されています。
棒にも箸にも係らない時代に後押ししてくれた方々こそ、真の開発者なのかも知れません。
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