豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

成長する人としない人…八幡平市~盛岡市~花巻空港~千歳空港~札幌

2010-10-13 20:40:00 | ファース本部
学業が優秀で一流校を首席で出て、様々な資格をとり、何処からどのように見ても羨ましい限りの条件が揃った人もいるものです。ところがそのエリート資格を持った人が一流企業に就職したものの、いつまで経っても実績を上げられない社員もいます。

誰からも有望だとされて入社し、誰からも大切なエリート社員としての扱いを受けながら、さっぱり能力を発揮できない社員…
どこの企業にもこんな社員は少なくありません。
このような社員で共通している事は、過剰なエリート意識が思考停止させています。

二番を知らない自分はエリートなのだ…
上司を上から目線で指導は聞くポーズだけ。
知らない事を聴こうともせず、失敗しても自分のせいではないと思考し、だから絶対に素直に謝る事もありません。
やがて人からの信頼を失い、情報が入らず、孤立して行く事になります。

弊社、ファース本部社員の多くは、十羽一絡げて勢いで入社した社員なかりです。
過去にちやほやされた経験は殆ど無く、人の何倍もの勉強しなければ、付いて行けないと云う危機感を持っています。しかしこのハングリー精神が成長の原動力となったようです。

直向に努力しているうちに上手くいかない理由は、自分のせいだと思えるようになります。
このような環境で経緯すると実績が大きな差となって表れるものです。
実際に活躍出来る社員を採用するには、学歴や資格でなくハングリー精神のようです。

昨日は、岩手県八幡平市のファース工務店、佐々木建設㈱住まい講座で講演しました。
主催する側も受講者も、皆が何かを学びたいと云う直向な気持ちが伝わります。
このように勉強をしようとする気概こそが、必ず成長する動機付けになったと思われます。

今日は新整備されてから初めて訪れた「いわて花巻空港」から札幌に移動してきました。
写真は乗って来たJALの千歳行きの飛行機を花巻空港で撮りました。
明日は、札幌市内で私が技術研修での受講を受けます。
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暖房機が無い、冷房機が無いのに…北斗市~木古内~八幡平市

2010-10-12 22:57:51 | ファース本部
35℃以上の猛暑日に玄関を入った瞬間に心地よい冷涼感が身体を包んでくれます。
しかし、何処にも冷房機が見当たりません。それも単に冷えているのではなくて心地よい涼しさは、木陰のような穏やかな空間なのです。

冬、外気が氷点下にも関わらず玄関を入ったら、ほんわかとした温かさが優しく身体を包んでくれます。しかし、何処にも暖房機などは見当たりません。しかも、熱気を帯びた暖かさではなくて、暖炉の前にいるような心持になります。

ファースの家の新バージョン、完全輻射熱の冷暖房方式の家が、全国のあちこちに建築され始めました。種明かしをすると、高機能エアコンを天井裏に取り付けて、冷房や暖房を行い、その暖気や冷気を床下に押し込んで外周壁の通気層で循環させる方式です。

家中の床面、壁面、天井面の温度と気温が全館、何処で計測しても殆ど同じになります。
つまり、全く暖気や冷気の空気が生活空間を移動せずに、壁の中を循環して輻射熱での冷暖房が出来るようになりました。電気料金は、40坪程度の家で真夏のエアコン消費電力が一ケ月6,000円程度、暖房費が一ケ月6,500円程度です。

今日は岩手県八幡平市のファース工務店、佐々木建設㈱住まい講座で講演しました。
その住まい講座の直前に、新バージョン・本州第一号で建築された工藤邸を訪問しました。
写真は建主様の奥様、工藤紀子さんとファースの家コントロール表示盤の前で撮りました。

岩手県も今年の夏は連日、35℃を記録する猛暑でした。しかしこの家は、まさに穏やかな真夏の住み心地であったと評価して戴きました。工藤さまのような建主様の笑顔に合える喜びは、住宅システム開発者の冥利に尽きるところです。

チャンスをくれた建主さんや工務店さんに感謝!!!
今日は八幡平のホテルに泊まります。明日は花巻空港から札幌移動となります。
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ポリネシア諸島(ツバル)の人々へ…北斗市

2010-10-11 14:08:27 | ファース本部
私達のファース本部のオフィシャルサイトには、毎日ポリネシアにお住まいの方が訪問してくれます。ホームページは、アクセス解析と云って何時、何処から、どのページに、どの回線を利用し、何分間の閲覧だったかなどの全てが解析して閲覧出来ます。

ファース・オフィシャルサイトは、一日3000件のアクセスがあり、その92%が日本国内で、残り8%で1番多いのがポリネシア、2番米国国軍、3番ドイツ、4番中国、台湾、韓国と続きます。1番のポリネシアの中では、ツバルが群を抜いて多くなっています。

ポリネシアは、ギリシャ語で「多くの島々」の意味だそうです。
ポリネシアは、太平洋のハワイとニュージーランド、そしてイースター島を結んだ三角形(ポリネシアン・トライアングルとも云われる)の中にある諸島の総称だと云います。

この島々は、サモア、トンガ、ツバル、キリバスの各国と、アメリカ合衆国、フランス、イギリス、チリなどの国々に属しているようです。ポリネシア文化には、現在の航海法の基礎となった古代ポリネシアの航法術が伝承された地域として注目を集めています。

このポリネシア諸島の中でも、海面上昇で島国がしだいに海水浸食されて、水没する危機にあると云われるのが、海抜1m~3mのツバルだと云われます。大津波の時はしばしば国土全体が水没した事があるそうです。この海面上昇が地球温暖化の影響なのかどうか…

とりわけこのポリネシア諸国の方々は、自然環境に対して敏感な意識をお持ちのようです。
自然環境保護に関する情報を配信する、このファース本部・オフィシャルサイトに訪問してくれる理由なのでしょうか。
ポリネシアの方がこのサイトを読んで戴いたら是非、コメントを寄せてください。
私の判る日本語でお願いしたのですが…

今日は、月刊誌のコラム執筆で出社(写真)です。
快晴の秋空が爽やかな北斗市ですが、明日は岩手県に移動を…
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人生の跳躍力と亀の歩み…北斗市

2010-10-10 16:48:00 | ファース本部
写真は昨日、隣の上磯中学校グランドで撮った走り高跳びの様子です。
写真を撮った時のバーの高さは1m20cmでしたが、この後しだいに高さを増して行きます。
上磯中学校のグランドは土曜日でも何処かの部活が練習を行っています。

特別な試合があって練習しているのではなく、基礎体力をつける練習だそうです。
十数名の生徒の練習を2名の先生が付きっ切りで指導していました。
基本練習に励む生徒達の熱心さ、それを指導する先生達の熱心さに感銘します。

中学生の生徒には揚々たる未来があります。その子供達を指導する先生方も、いずれはこの上磯中学校から転校して行くのが宿命です。しかし、その先生達の生徒を見つめる眼差しには、指導する生徒が躍動する人生を全うして欲しいと思っている優しさがあります。

今日は、住宅相談の回答のために出社しています。
寄せられる悩み相談の多くは、業者と建主さんのトラブルです。
一度、損なった信頼関係を修復するには、大変なエネルギーが伴います。
非の殆どが相手に在ると思う事から紛争が起きているようです。
それを少しずつ解きほぐすには、跳躍力でなく亀の歩みでの丁寧さが必要のようです。

今日は、雨に降られた函館市内のファースの家の構造見学会でした。
来場された方には、最新技術でのファースの家の内容を親切丁寧に説明していたようです。
走り高跳びも少しずつ高くします。私達、人の行いも一気に目的を達する事などは皆無のようです。亀のように堅実に丁寧に歩を進めて参りましょう。
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家づくりは女性が主導権を…函館~北斗市

2010-10-09 16:36:11 | ファース本部
奥さまが、いつもご機嫌よく、ニコニコと笑顔の絶えない家庭は、真に平和なご家庭と云えるのかも知れません。旦那が機嫌の良い分、奥さまが不機嫌と云うのは困りモノです。
男尊女卑と云われた昔から、男性は女性の存在を常に意識して生きてきたとも云えます。

家づくりにおいては、いっそう奥さまを中心にしてプランを練って行うべきでしょう。
殆どの家庭は、女性が中心で成り立っているようです。掃除、洗濯、台所などで仕事をする時間が圧倒的に女性の方が長いのです。当然、生活動線の激しい奥さま達、女性の意見が尊重されるのが必然なのです。

私達が展開しているファースの家は、家に住む奥様方、女性が美しくなる家「美人ハウス」をコンセプトにしています。冬は、室内を乾燥させない潤いの温かさ、夏は、湿気を抜いて空気サラサラの涼しさを提供します。奥さまが美しくなるには、更に暖房費、冷房費、メンテナンス費用などが極めて安価になるようしなければなりません。

室内の温湿度の温熱環境は、結露やカビ、ハウスダストそして家の寿命にも大きく関わってきます。この温熱環境が整備され、冷房費と光熱費が安価になると、財布を預かる奥さまがいつも笑顔で過ごせるため、必然的に美人になってくるのです。

現在、函館市内で新バージョンのファースの家を建築しております。今日は、その構造見学会を開催しています。このファースの家は、特殊な冷暖房機が天井裏に収納され、ここで出た温熱(夏は冷熱)を床下に送り込み、外壁側の通気層を循環するため、床暖房のように床、壁、天井面と室内気温が同じになる輻射冷暖房システムです。

写真は、見学会場で撮りました。左が弊社ハウジング事業部インテリアコーディネーターの北村真奈美、右が電気工事店の照明アドバイザー、阿部比呂美さんです。女性の方々が相談を受け易いように、奥さまと目線の同じ女性アドバイザーがスタンバイしています。
函館市内の構造見学会の詳細 blogram投票ボタン毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
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若さの特権…函館~北斗市

2010-10-08 18:00:01 | ファース本部
若い人達は、過去の経験が少ないのでインプット量も少量しかありません。
この少ないインプット量は、全てを前向きに思考させる環境にあるとも云えそうです。
過去が少ないと云う事は、過去に甘い夢を見た事もなく、観念が潜在していません。

しがらみが少なくて何ものにもとらわれない、自由で柔軟な発想で過ごせるのが若者の特権だと云えそうです。しかし、その良さを発揮しようと思考しなければ何もの生まれない場合があります。時代を担う若者こそが「その気持ち」になればフレッシュな頭脳から生み出すモノが大きいように思われます。

何かをしようとした時に、お金が無いから出来ませんと云う若者がいます。
それは、お金が無いのではなくて「その気持ち」を思考しないためアイデアが無いのです。
見たモノ、聴いたモノ全てを肯定的に受け入れ、時代に見合った思考を行えば必ずアイデアが湧いてくるものです。

若者には、大きく広がった将来があります。
常に前向きに志向しながら前進する事で未来が開けてくるのでしょう。
現実を受け止め、難題から逃げずに立ち向かう事です。
若者は、新鮮な気持ちと心で課題を吸収しつつ、仕事やライフスタイルに反映させましょう。

今日はファース検査員講習を修了した後に講習試験を行いました。
受講者の中の若者は、乾いた地べたに雨水が染み汲むように吸収力が判ります。
今日の午後は、発明協会主催の地財セミナーに参加しましたが若者の発想が柔軟です。

写真は今日、ファース検査員講習を行った宮崎市の㈲カワコウ、社長のご子息で川越貴大君と撮りました。彼の溌剌とした若者らしさに日本の将来の明るい展望を感じさせます。
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日本列島の家づくり…函館~北斗市

2010-10-07 18:10:33 | ファース本部
ファースグループの加盟工務店さんは、日本列島最北は網走、斜里から、秋田、鳥取、五島列島の日本海沿い、青森むつ市から岩手、千葉、紀伊半島、四国、宮崎、鹿児島までの太平洋沿い、全国各地に200社近くの仲間が存在しております。

今日は、ファース検査員講習を行い、過渡期にある電化住宅の最新技術の内容も含めた講義を行いました。写真は、その風景ですが手前右が北海道帯広市の日新ハウス㈱社長の工藤大輔さん、後が宮崎県宮崎市の㈲カワコウ 工務主任の川越貴大さん、手前左が岐阜県土岐市の永井建築工房 社長の永井 学さんと奥様の永井朋子さん、後が香川県高松市のファンホーム㈱の建築士、竹内慎治さんです。

たまたま今日は、全く気候風土の異なる地域の方々にご参集を戴きました。
工藤社長の帯広の内陸部はマイナス20℃以下になり、東部は太平洋側に面しています。
永井社長の土岐市は、日本一暑い街、多治見市の隣で今年は連日36℃だったようです。
竹内さんの瀬戸内高松市は温暖地域と思いがちですが夏の暑さは勿論、冬も思い以上に寒さを感じると云います。本土で最も暖かい川越さんの宮崎市でも冬は氷点下になります。

家づくりにおいて寒さ対策は、暑さ対策への裏返しとも云いますが、必ずしもイコールではありません。温暖地で家を安易に高気密、高断熱にすると数年で床が腐り落ちる例を何度も目にしてきました。新潟や福井などは、豪雪対策に万全の措置が必要です。

厳寒地では、安易な断熱構造で内部結露を起こし、短期間の間に大規模改修工事を行った例が少なくありません。私達、ファース本部はこのような様々な地域で発生した事象を検証しながら、建築する地域ごとに、建築処方せんをつくって技術開発を行っています。

今日も、新時代にフィットした潜熱回収の換気装置実験を行いながらの検査員講習です。
今日は、爽やかな秋晴れでしたがこれから懇親会。明日の昼には講習試験があります。
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地域工務店から得るハードとソフト…八戸~青森~木古内~北斗市

2010-10-06 20:29:32 | ファース本部
全国には工務店が40万社も存在すると云われております。
その中で実働工務店(実際に活動している工務店)は7万社だと云う数値もありますが、年間に何万棟、何千棟も受注するハウスメーカーもその中の1社です。

実際に工事現場で施工作業にあたっているのは、殆どが地元の施工業者で下請け、孫請けと云う、とても弱い立場で仕事を行っている事が現実です。ハウスメーカーは情報と技術とブランド力を武器に受注を行い、施工は地元の施工工務店に下請けさせる構図です。

日本国内に建築される新築住宅の約半数は、このような構図で施工されているようです。
地域工務店がハウスメーカー並みの情報と技術を備えていたらどうでしょうか。
地元の顔の見える工務店が、直接施工する分だけ経費節減に繋がるでしょう。
また、施工後のメンテナンスは、近いところに存在するので建主さんとって便利です。

しかしながら地元工務店は、小さいがゆえに建主さんに頼りなさを与えているようです。
家の完成が担保されるのであろうか。最新の設備や機材を採用できるのであろうか。
法的な問題は大丈夫なのか。最新の補助金などの対応に追随しているのだろうか。

このあたりの対応をしっかりとフォローするのが我々ファース本部の役割です。
高度な技術的裏付け、様々な法的課題、エコポイントなどの時限立法の補助金、フラット35など、住んで悔いの残らない家づくりやリフォーム技術の実践が最大の要素です。

家の数を売らない思想信条が我々のパートナーである地域工務店が基本です。
私達が多くの情報を得ているのは、実際に家づくりに励む地域の工務店さんからです。
彼らから寄せられた悩みが、私達のハードやソフト開発の根源となっています。

今日は八戸と青森の工務店さんを訪問して様々な情報交換を行い、夜に北斗市本社に帰社を…
写真は、みちのく街道の道端からこの時期なるととても良い香りを放つナツメロを撮りました。
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地域工務店は地域経済を活性化させる…北斗市~木古内~八戸市

2010-10-05 21:27:00 | ファース本部
ハウスメーカーが家を建築する時は、資材メーカーから大量に部材を仕入れるために、ロット単位のとても安価な価格構成となってくるのは当然なのでしょう。
地域の工務店の仕入れは、数が限られるため単価が割高になるものまた道理なのです。

ハウスメーカーのロット仕入れ価格は、地域工務店と対比すると相当の差額が生じます。
その安価な仕入れが、必ずしも建主さんへの供給価格に反映されてはいないのも現実です。
数を売る仕組みのハウスメーカーは、膨大な営業費用をかけざるを得ないのです。

地域工務店の仕入れ価格は、高いのですが価格帯がハウスメーカーより安価になっているのが殆どなのです。営業に費用をかけていないからなのでしょう。
地域密着の工務店の多くは、地域活動そのものが営業活動になっているようです。

町内会活動、PTA活動や地域ボランティアなどで人脈が広がり、知っている工務店に自然とリフォームや建替え住宅を要請する自然な営業形態が成り立っています。地域工務店は、木材、建材の仕入れや協力業者さんを地元の人々にお願いしています。

地域工務店の受注は、基礎工事から仕上げ工事まで約30業種に対して、人、モノ、金が行き渡ります。
人の暮らしの在る限り家づくりの仕事が無くなる事などありません。
地域経済の活性化は、地域密着型の工務店が、住宅市場をしっかりと席巻する事なのです。

地域工務店がハウスメーカーに劣る事は、歴然とした情報不足による信用力なのでしょう。
このハウスメーカーから地域工務店が市場を奪回するには、相当の技術と情報を持たねばなりません。
その量が対等になった時こそ建主さんは、地域工務店になびいて来るのです。

今日は青森県八戸市でファース技術セミナーを行いました。写真は会場を提供して戴いた三協立山アルミ八戸営業所で撮りました。左から所長の山下 修さん、私の隣が当該販売代理店の㈱オトミチ社長、音道登一さん、右が三協立山アルミ主任、柳瀬慎二さんです。皆さんはこぞって地域工務店育成に尽力しておられました。

今日は、ハウスメーカーが採用していないヒートポンプ機器と家の性能の関連性をとことん勉強して戴きました。今日は秋晴れの過ごし易い、みちのくの一日でした。
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感謝の心が組織を熟成させる…北斗市

2010-10-04 18:26:10 | ファース本部
企業経営、学校経営など、組織を預かる経営者と、その元で仕事をする社員やスタッフは、しっかりとした心情的な絆が在るべきであろうと思われます。
企業運営の根源に経営者と社員の間には、「どのような隔たりもあってはならない」と云う格言があります。同じ事が学校経営者と教職員にも云えるのでしょう。

同じ組織に属する我々は、この仕事に使命感を覚え、この仕事が好きな仲間同志である。
経営者は、単にその組織のリーダーにすぎないのだと自覚するべきでしょう。
あるビジネス読本の記述に、「社長が社員を誇りに思い、社員も社長と会社を誇りに思う事が強い信頼関係のチームワークで新たな活力が生まれる」と書いています。

その根源となるが、関わる人々への「感謝の心」なのでしょう。
経営者がスタッフに対して厳しく接する事は、それ以上に自分にも厳しい事が基本です。
自分に甘く、他人に厳しい人は、他人に感謝されません。企業や学校などの組織は、成果を上げて、関わる人々の幸せを担保する事が究極の目的なのでしょう。

どんな組織でも社会貢献に至るプロセスでは、関わる人々に様々な葛藤や軋轢も生じるものです。そのような「困難を越えなければ」と云うより、そのような「困難が無ければ」建設的な組織は構築できないとも云えると思われます。

人々は、議論を沸騰させると必ず葛藤、軋轢ができて当然なのですが、その根底には必ず、「感謝」の気持ちを持ち続けている事がハッピーエンドへの道標であると思われます。
今日は、月初めに行われる月曜ミーティングで議論が沸騰しました。

ファース本部は部署ごとの報告、提案のミーティングを行った後に役員会を行います。
部署ごとミーティングは穏やかに粛々と進行しますが、役員会は議論が沸騰するものです。
議論沸騰の後の清涼感は、内容に満足している証なのかも…
冷たい雨が降る北斗市本社は暮れて行きます。明日は青森県に移動します。
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先生と生徒が一体になれる時…北斗市

2010-10-02 14:30:00 | ファース本部
企業崩壊とは、資金面、技術面、営業面などで企業形態を保持出来なる事です。
学校教育では、学級崩壊と云う言葉を耳にしますが生徒と教壇に立つ先生とのフィーリンがマッチせずに学級運営が行き詰まった事を云うのでしょう。僅か2・30名の学級でも、1人2人の僅かな生徒や保護者への対応を誤ると学級が瓦解する場合があると云います。

弊社の隣に在る北斗市立上磯中学校は、全生徒数が630名、先生数50名のマンモス校です。
この生徒と先生が完全に身も心も一体化した光景を目にした時の感動は、筆舌で表せないものがあります。昨日の上磯中学校の学校祭では、五感で感じる場面がありました。
写真は、中学生吹奏楽の演奏に合わせて先生が歌を唄い、その音楽に合わせ、会場にいる生徒先生、保護者の全員が寸分の狂いもなく全く同じ方向に身体が揺れている光景です。

上磯中学校の普段の授業や部活指導は、時々見学しますが生徒に対して、厳しい指導法を採用している様子が伺えます。しかし授業や部活動が終了した後のアフタフォローを特別、大切にしており、先生と生徒の信頼関係が完全に成り立っています。

昨日の学校祭のクライマックスは、実に感動的なものでした。初めての試みと云われる斬新で奇抜なエンディングは、かなりのリスクの伴うパフォーマンスでした。通常ならこのようなマンモス校で、こんなリスキーな企画など教頭、校長は絶対に許可を出しません。

上磯中学校の教頭、校長は、先生方を信頼しており、先生方は生徒を全面的に信頼し、この先生生徒、総勢700名が「信頼」と云う絆で結ばれた時に学校は一体化するのでしょう。
学校は先生と生徒が、企業は社員と経営者が一体化した時にこそ、人々に与える感動は、五感で覚えるようになるようです。

今日は秋晴れでスキットした北斗市ですが、外気温15℃と肌寒さを感じる一日です。
明後日の4日月曜日は、北海道新聞朝刊「朝の食卓」の私のコラム掲載日です。
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地域企業の技術を引き出す機関…函館~北斗市

2010-10-01 18:00:00 | ファース本部
東京の大田区には、零細工場でありながら世界に通じる高い技術を持っている企業が多く存在すると云われます。その高い技術が世界的なレベルで在る事を、企業当事者が気付いていない場合も多くあるようです。零細だからこそ生まれ得る技術もありそうです。

先般、札幌から発明協会の志賀部長さんにご来社を戴き、弊社の近場にも地域企業の技術を支援する機関の存在を教えて戴きました。北斗市本社から高規格道路を使えば10分のところに、財団法人 函館地域産業振興財団と云うシンクタンクが在ります。

今日は、その振興財団 工業技術センターを訪問し、組織、研究、支援などの具体的な内容をレクチャーして戴きました。
写真は、向って左から函館市産業支援センター所長の杉澤博志さん、財団企画部長で工学博士の吉野博之さん、私の右隣が財団総務部長の金 勝夫さん、地域産業プロデューサーの日野口 貢さんと館内の研究実験室で撮りました。

この振興財団は、北海道、函館市、北斗市、七飯町及び民間企業などの基金で創設され、産学官の中心的な役割を担っていると機関でした。私達のような地域企業は、大学の研究室と共同研究を持ちかけても、その入り口にすら入り込む事が困難です。また、いきなり関係官庁に技術成果を主張しても役所が面くらってしまいます。

車で僅か10分のところに、私達のような小さな企業が持つ技術をピックアップし、助言や研究支援、更には公的資金の助成申請などを指導する機関が存在していたのです。
既に関係地域企業と共同で技術開発を行い、幾つかの製品はヒット商品となっています。

私達、地域の零細企業は、大手メーカーと異なり、経営者の思いや心情だけでモノを開発し、商品化しています。それがどんなに優れているのかも気付いていない事があります。弊社も早速、幾つかの開発案件を共同で研究出来るかの検証に入る事になりました。

このような近場にあった、私達の想いを汲んで戴ける指導機関の存在に感謝です。
今日の午後は、上磯中学校の学校祭(明日紹介)で多くの感動がありました。
今日は、秋の青空が続き、多くの人々と出会いで気持ちも晴れやかな一日でした。
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