大澤文孝著、秀和システム刊
はじめてのAccess2010[基本編]に続いて読みました。そこでも書きましたが、昨今のパソコンソフトの解説本は、大変に分かり易く書かれています。昔、「ワード」と「エクセル」の使い方を教える際に初心者向けの本を選びましたが、当時出始めたのが「できる」シリーズでした。それまでの解説本が、文字中心の物であったのが、操作画面を掲載して、手順を具体的に示していました。当時としては画期的な事でした。何しろ、パソコンソフトの解説本は結構高価でしたし、カラー刷りなどごく珍しかったのに、値段を2,500円程度で、驚いた記憶があります。
さて、本書は[基本編]に続く本で、見積、受注、請求という一連の処理をAccessで行うための、最低限のシステムを作るための手順や考え方を、誠に平易に、かつコンパクトに解説しています。
これらの二冊をじっくり学習すれば、かなりAccessを使えるようになるのではないかと思います。
考えてみると、私がパソコンで苦闘していた時期は、ごく先進的な、そしてかなり知的な人々の専有物から、好奇心旺盛な私のような凡人にパソコンユーザーが広まり始めた時期であったのだと思います。だから、平易な解説本の需要はあったものの、十分に市場が成長していなかったのではないか。それが、今日では、こうした書籍が1,500円程度で買えるようになったのだから驚きです。良い時代になりました。
それにしても、本書は良くできています。考え抜かれた構成です。そして、Accessのウィザードはかなりこなれており、製品として成熟している様子がうかがえます。
評価は4です。
はじめてのAccess2010[基本編]に続いて読みました。そこでも書きましたが、昨今のパソコンソフトの解説本は、大変に分かり易く書かれています。昔、「ワード」と「エクセル」の使い方を教える際に初心者向けの本を選びましたが、当時出始めたのが「できる」シリーズでした。それまでの解説本が、文字中心の物であったのが、操作画面を掲載して、手順を具体的に示していました。当時としては画期的な事でした。何しろ、パソコンソフトの解説本は結構高価でしたし、カラー刷りなどごく珍しかったのに、値段を2,500円程度で、驚いた記憶があります。
さて、本書は[基本編]に続く本で、見積、受注、請求という一連の処理をAccessで行うための、最低限のシステムを作るための手順や考え方を、誠に平易に、かつコンパクトに解説しています。
これらの二冊をじっくり学習すれば、かなりAccessを使えるようになるのではないかと思います。
考えてみると、私がパソコンで苦闘していた時期は、ごく先進的な、そしてかなり知的な人々の専有物から、好奇心旺盛な私のような凡人にパソコンユーザーが広まり始めた時期であったのだと思います。だから、平易な解説本の需要はあったものの、十分に市場が成長していなかったのではないか。それが、今日では、こうした書籍が1,500円程度で買えるようになったのだから驚きです。良い時代になりました。
それにしても、本書は良くできています。考え抜かれた構成です。そして、Accessのウィザードはかなりこなれており、製品として成熟している様子がうかがえます。
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