SHURE SRH940

パソコンで、テレビ、ビデオ、ＤＶＤ、ブルーレイを見たり、ラジオ、ＦＭ、カセットテープ、デジタルオーディを聞いたりする環境を、５年位で作り上げました。ＡＶアンプなどのオーディオ機器は、ほとんどが中古ですが、スピーカーはデノンのSC-CX303を新品で購入し、かなり満足して聞いています。中古で買ったSC-CX101は、１年程で、低音域に無理な感じがあって買い換えました。
その一方で、高音質で聞くためにパソコン（母艦と子機？）からの音を取り出すのに、オンキョーのSE-U55GXとSE-U55SX2を使っています。家人が居ない時には、スピーカーで聴いていますが、そうでないときや夜間はヘッドフォンを使わざるを得ません。たまたま、３年程前に、中古で audio-technica ATH-W5000 格安で手に入れることが出来ました。低音域があっさりしているものの、私の低級な耳で聞いても、その圧倒的な解像度は感動です。聞こえなかった音が聞こえる、という表現を良く耳にしますが、色々な音源で美しく聞かせてくれるので、この３年は定番の愛用ヘッドフォンになりました。
しかし、このヘッドフォンには深刻な欠点があります。それは、右と左のヘッドフォン部分を連結するアーム（？）の部分が細い金属のようなもので、少し頭を動かすと「ギリッギリッ」ときしむ様な音が耳に伝わるのです。だから、なるべく頭を動かさない工夫が必要です。惜しいなぁ～。
だから、もう少し音質が落ちても良いので、音源を忠実に再現する、いわゆるモニター系のヘッドフォンを探していて見つけたのが「SHURE SRH940」です。値段が手頃で、きわめて評判が良い。そんなこんなで、熟慮の末購入しました。
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ＵＲＬ => http://www.shure.co.jp/ja/products/headphones/srh940
　　　　　http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-w5000.html
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差程な「耳」ではないので、「好み」という観点から評価すると、音の解像度や繊細さでは「ATH-W5000」の方が圧倒的に良い。しかし、装着感はかなり良い。そして音が低音域から高音域まで、かなり厚めに再現しています。全体のバランスが非常に良く、感動しています。買って良かった。ただし、音源にかなり忠実な感じです。「ATH-W5000」だと、mp3でもそれなりに聞こえるのですが、「SRH940」は、wav音源とmp3音源では全く印象が異なります。だから、今は、音源をwavで取り直しています。
評価は４です。