写真撮影の教科書

岡崎和幸著、エムディエフコーポレーション刊
本書はデジタル一眼レフの初心者向けに以下の六つの視点から、撮影テクニックを分かり易く解説しています。
　第１章：写真の主題や主役を明確にするピントの話
　第２章：明るさで写真の印象を自在にコントロールする
　第３章：写真の魅力を一変させる色の話
　第４章：光を見極めて思い通りに操ることが写真上達の鍵
　第５章：レンズを使いこなして表現に活かす
　第６章：構図を効果的に決めて印象深い絵作りを実現しよう
類書で紹介されていることがほとんどでしたが、イラストを交えて大変分かり易く解説しています。特に参考になったのは、「仕上がり機能」の説明でした。ノーマル、スタンダード、ビビッドなどの設定が何なのか良く分からなかったのですが、本書によって理解することができました。またホワイトバランスの設定選択のコツもです。おわりにで『「ピント」「明るさ」「色」「光」「レンズ」「構図」の６つのキーワードに対して素早く対応できるようになればデジタル一眼初心者を卒業といえるでしょう。』と述べており、納得しました。
評価は４です。
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