北原亞以子著、文春文庫
北原さんの著作を初めて読みました。挫折と長い雌伏の後に直木賞を受賞した作品です。「恋風」、「男の八分」、「後姿」、「恋知らず」、「恋忘れ草」、「萌えいずる時」の6編からなる短編集ですが、いずれも江戸で手に職食を持った女性が主人公です。それぞれの話の中で、他の話の女主人公の名前が出てきており、同時代を生きた「江戸のキャリアウーマン」として描いています。女性ならではの繊細な感情の動きと先の読めない筋運びが圧巻です。特に最後の「萌えいずる時」は、読んでいて息苦しくなり、何度か読み続けるのをためらいました。最後はどうなってしまうのか・・・。お勧めしたい秀作です。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/北原亞以子
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評価は4です。
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北原さんの著作を初めて読みました。挫折と長い雌伏の後に直木賞を受賞した作品です。「恋風」、「男の八分」、「後姿」、「恋知らず」、「恋忘れ草」、「萌えいずる時」の6編からなる短編集ですが、いずれも江戸で手に職食を持った女性が主人公です。それぞれの話の中で、他の話の女主人公の名前が出てきており、同時代を生きた「江戸のキャリアウーマン」として描いています。女性ならではの繊細な感情の動きと先の読めない筋運びが圧巻です。特に最後の「萌えいずる時」は、読んでいて息苦しくなり、何度か読み続けるのをためらいました。最後はどうなってしまうのか・・・。お勧めしたい秀作です。
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