アジアに見るあの坐り方と低い腰掛

井上耕一著、丸善刊
実に興味深い書籍です。著者の経歴が記されていないのでネットで調べましたが、良く分かりません。下のＵＲＬ程度でした。
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ＵＲＬ => http://www.bk1.jp/books/authorSearchResult/?authorId=110002984530000&author=%E4%BA%95%E4%B8%8A+%E8%80%95%E4%B8%80&authorKana=%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%82%A6%E3%82%A8+%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%81&adultFlg=0
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本書は、街中の若者がうんこ座りをしている「あの坐り方」と、それを補助するための「低い腰掛け」をテーマに、アジア各地の実例を豊富な写真で紹介しています。「あの坐り方」が、休む時、労働、排泄の際など、ごく一般的に見られるとのことです。そして、欧米様式の生活が入り込むに従って、高めの腰掛け（椅子）が生活に入り込み、「あの坐り方」が少なくなっていくのだそうです。だから欧米の文化が浸透している国々では、子供達は「あの坐り方」をするものの、大人は「あの坐り方」が出来難いのだそうです。本書には実に多くの写真が掲載されており、著者の執念を感じました。
評価は４です。