読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

台湾紀行:その08:謎の輝く物体

2008年07月18日 07時12分48秒 | ■旅する
桃園空港から台中に向かう途中の道路から、建物の上に輝く不思議な物体が見えました。とにかく、目に入る建物のことごとくに、その輝く物体が載っています。(写真の上の部分)Sさんに尋ねると、それは水道のタンクだそうです。日本にもビルの屋上に高架水槽がありますが、日本の場合、建物が高くなって水道の水圧が十分でなくなり、最上階では水道の出が悪くなったり、出なくなることを防ぐため、高架水槽に一旦水を溜めておくのが目的です。そして、その水位が低下すると、自動的に下からポンプで水を送って補うそうです。しかし、台湾の場合いつ何時水道が断水するか分からない、つまり、水道の給水が安定していないので、断水に備え水を溜めるために、普通の家でも備え付けているとことが多い、とのことでした。
この宝覚寺に、そのタンクがあり、すぐ近くで見られたので、パチリ。(写真の下の部分)高さは2m程度だったと思います。Sさん話では、このタンクの水は結構熱くなり、シャワーに使えるとのことでした。タンクはメッキで輝いています。太陽光線を反射するようになっているのでしょう。その後も台湾のあちこちで、このタンクが見られたので、台湾の水事情は、どこでも大差ないのだと思います。
ちなみに、日本と異なり、台湾では上水道が飲用には適さないようです。この旅行で泊まったホテルでは、すべてミネラルウォーターが無料で提供されました。Sさんから「ミネラルウォーターを買う時は、余りやすい物は買わない方が良い」とアドバイスがありました。昨年中国で問題になったミネラルウォーターの偽装問題と同じことがあり得るためとのことでした。日本でも偽装問題が報道されていますが、水に関しては大丈夫のようですね。

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