道尾秀介著、新潮文庫刊
読んでいて何とも苦しい物語です。二組の家族の切ないストーリー。誰が悪いわけでなく、偶然や巡り合わせが人の人生を左右する。その究極とも言える状況を描いています。中盤までの息苦しさは、後半、次第にある疑念により変化して行きます。私は推理小説やミステリーと呼ばれるジャンルを好みませんが、本作は人間の善意や悪意など、状況により大きく振れる感情の襞を見事に描いていて秀逸です。道尾さん著作を何冊かストックしてあり、読むのが楽しみです。
-----------------------------------------------
URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/道尾秀介
-----------------------------------------------
評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを始めました => カメラまかせ 成り行きまかせ
読んでいて何とも苦しい物語です。二組の家族の切ないストーリー。誰が悪いわけでなく、偶然や巡り合わせが人の人生を左右する。その究極とも言える状況を描いています。中盤までの息苦しさは、後半、次第にある疑念により変化して行きます。私は推理小説やミステリーと呼ばれるジャンルを好みませんが、本作は人間の善意や悪意など、状況により大きく振れる感情の襞を見事に描いていて秀逸です。道尾さん著作を何冊かストックしてあり、読むのが楽しみです。
-----------------------------------------------
URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/道尾秀介
-----------------------------------------------
評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを始めました => カメラまかせ 成り行きまかせ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます