松田千恵子著、朝日新書刊
日本国の借金の多くが国債だそうです。国債がどの様なものなのかは、漠然と理解していましたが、借金の額が余りにも大きいために、明日にでも日本国が破綻するかも知れないとの言説に触れ不安を覚えました。国債がどの様に流通し評価されているのか、具体的なことは知らないので、ある書籍を手に取りました。しかしその書籍は、理解の前提となる基礎知識について何らの説明がないので、私の知識レベルではまだ早いと感じ、より分かり易そうな本書に取りかかりました。
著者は下記のURLにあるように立派な経歴ですが、本書は非常に分かり易い。高校生でも理解出来るのではないでしょうか。日本国の借金の現状に始まり、国債を引き受けざるを得ない国内の投資機関の現状などを平易に解説しています。そして、率直に、日本の現状が非常に危機的であり、政治の混迷や適切な指導者の不足により明るい展望が開けない現状にあって、私達が依って立つ国の安寧のために取り組まなければならない優先順位を明らかにしています。良書です。
------------------------------------------------------------
URL => http://www.nikkei-nbs.com/nbs/lecture/management/matsuda_chieko.html
------------------------------------------------------------
評価は5です。
※壁紙専用の別ブログを始めました => カメラまかせ 成り行きまかせ
日本国の借金の多くが国債だそうです。国債がどの様なものなのかは、漠然と理解していましたが、借金の額が余りにも大きいために、明日にでも日本国が破綻するかも知れないとの言説に触れ不安を覚えました。国債がどの様に流通し評価されているのか、具体的なことは知らないので、ある書籍を手に取りました。しかしその書籍は、理解の前提となる基礎知識について何らの説明がないので、私の知識レベルではまだ早いと感じ、より分かり易そうな本書に取りかかりました。
著者は下記のURLにあるように立派な経歴ですが、本書は非常に分かり易い。高校生でも理解出来るのではないでしょうか。日本国の借金の現状に始まり、国債を引き受けざるを得ない国内の投資機関の現状などを平易に解説しています。そして、率直に、日本の現状が非常に危機的であり、政治の混迷や適切な指導者の不足により明るい展望が開けない現状にあって、私達が依って立つ国の安寧のために取り組まなければならない優先順位を明らかにしています。良書です。
------------------------------------------------------------
URL => http://www.nikkei-nbs.com/nbs/lecture/management/matsuda_chieko.html
------------------------------------------------------------
評価は5です。
※壁紙専用の別ブログを始めました => カメラまかせ 成り行きまかせ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます