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マルコム・ヒスロップ著、ボーンデジタル刊
西洋建築の代表とも言うべきゴシック建築の書籍を何冊か読みましたが、構造の解説が主で作り方は余り述べられていません。本書は、大聖堂の基本的な構成と主要な構造を解説するとともに、ソールズベリー大聖堂の建設過程を例に、主要な建設場面ごとの、主立った大聖堂を合わせて紹介しながら施工手法を解説しています。
今まで謎であった、フライングバットレスと本体の具体的な構築方法、大屋根の構築方法、精緻化・高度化していったゴシック建築様式の変遷など、大変参考になりました。図版が多く分かり易い内容ですが、フィレンツェ大聖堂のドームの建設の際に繰型を使用しないでどうやって作ったのか、ウエストミンスター大聖堂の逆アーチとおぼしき天井は、なぜ落下しないのか、という二つの疑問が残りました。今後の課題としました。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴシック建築
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評価は5です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2
西洋建築の代表とも言うべきゴシック建築の書籍を何冊か読みましたが、構造の解説が主で作り方は余り述べられていません。本書は、大聖堂の基本的な構成と主要な構造を解説するとともに、ソールズベリー大聖堂の建設過程を例に、主要な建設場面ごとの、主立った大聖堂を合わせて紹介しながら施工手法を解説しています。
今まで謎であった、フライングバットレスと本体の具体的な構築方法、大屋根の構築方法、精緻化・高度化していったゴシック建築様式の変遷など、大変参考になりました。図版が多く分かり易い内容ですが、フィレンツェ大聖堂のドームの建設の際に繰型を使用しないでどうやって作ったのか、ウエストミンスター大聖堂の逆アーチとおぼしき天井は、なぜ落下しないのか、という二つの疑問が残りました。今後の課題としました。
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