マウス＋スキャナ

渋谷のロフトでキングジムの「マウス＋スキャナ」を紹介していました。見掛けはまるっきり有線マウスなのですが、実はスキャナの機能を持っており、読み取り部が仕込まれていました。底部にある読み取り部の読み取り幅は５～６ｃｍ程度だと思います。ハンディタイプのスキャナは使ったことがないので良く分かりませんが、恐らく、原稿の上を一定方向に動かさなければならないと思います。つまり、読み取り部と垂直方向に動かさなければならないのではないでしょうか。
この製品は、普通のマウスのように適当に資料の上を動かすと、画面上に読み取り部分が表示され、マウスの向きが変わっても、読み取り部に掛かった範囲が表示されます。丁度、写真の上にガラス板があって、そこが汚れで見えない状態あるのを、超強力な雑巾で拭き取ると、その下の部分の画像が見える、という感じです。
販促の女性に呼び止められても、関心がなかったのですが、このデモを見てびっくりしました。恐らく、既に読み取った画像と、新たに読み取った画像とをソフトで突合せて、追加読み取り画像を回転させて、既存画像につなぎ合わせている、あるいは、レイヤーで読み取った画像を重ね合わせているのかもしれません。（恐らく前者と思いますが） 結構重い処理だと思うのですが、下記のＵＲＬで見ると、要求するＣＰＵは「Intel Core 2Duo 1.2 GHz 以上」、要求ビデオカードは「128MB NVIDIA GeForce 8400 GS、128MB ATI Radeon X1300、384MB Intel GMA X3000 以上 ※ビデオメモリは1GB以上を推奨」とのことです。だから、結構リソースを上手く使っているのだと思います。
説明では、急激に動かすと画像の繋がりが乱れるとのことで、故意にやってみると、丁度コンデジで取った写真をパノラマ化した際、上手くいかない場合のつなぎ目のような感じでした。
「早速にでも買いたい！！」モードになってしまいましたが、値段を聞くと定価の税込み価格が「11,500円」とのことで、「ゲッ」とのけぞってしまいました。つい、「3,000円台だったら爆発的に売れる思うけど、この定価では、実売でも8,000円台だろうから厳しいね」と余計な事を言ってしましました。（因みに価格コムで調べたら、アマゾンで 8,214円でした）
キングジムはポメラなどのユニークな商品開発で頑張っているので応援したいのですが、私には応援しようがありません。まぁ、こうしてブログで紹介することぐらいか・・・・。
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ＵＲＬ => http://www.kingjim.co.jp/sp/msc10/
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評価は４です。（本当は５を付けたいところですが値段が・・・）