斉藤政喜(まさき)著、内澤旬子イラスト、文藝春秋刊
斉藤さんの書籍を初めて読みました、と思っていたら、実は下のURLで、私は斉藤さんの著作を結構読んでいる事を知りました。それは、「シェルパ斉藤」というペンネームの著作を何冊か読んでいるためです。耕耘機やリアカーで旅をする物語などの、「行きあたりばっ旅」シリーズです。これは面白かった。亡き母にも読んでもらったら、喜んでいました。懐かしい想い出を作ってくれました。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/斉藤政喜
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さて、本作は、東京に存する数々のトイレを中心とした取材記です。軽妙かつ無駄のない文体です。「東京生活」というムック本に、2004/7-2008/11の期間連載されたそうです。
全体が5つの章から成っており、それぞれに興味深いトイレなどが紹介されていますが、私は、甥の結婚式で行った事のある目黒雅叙園のトイレ、若き日に昼間にちょっとだけ探検した新宿の「想い出横町」、これまた、尋ねた事のある「旧岩崎邸洋館」が興味深かった。特に「旧岩崎邸洋館」は、解説もないままに観光したので、今更ながら、へぇ~~!という感じです。また、便器製造各社の開発の様子もスンゴイ。そういえば、先頃食した焼き肉屋のトイレは、ドアを開けると洋式便器の蓋が、すーっと持ち上がった。話しには聞いていましたが、現物を拝んだのは初めてで、ヒッジョーに驚きました。思わず目が点に成ってしまいました。もう30年近く前に、自動販売機でタバコを買ったときに、無人の筈なのに女性の声で「毎度ありがとうございました」という音声にビックリして、回りを見回した時以来の衝撃でした。なんかぁ~、不気味な感じと、便器へのシンパシーに赤面してしまった自分が酷く嫌でした。
本書でへぇー、という内容ですが、大便器で用を足す場合、男性は足を開き、女性は閉じているそうです。それから、女性は洋式便器をいやがるのだそうです。知ってました?
評価は4です。
斉藤さんの書籍を初めて読みました、と思っていたら、実は下のURLで、私は斉藤さんの著作を結構読んでいる事を知りました。それは、「シェルパ斉藤」というペンネームの著作を何冊か読んでいるためです。耕耘機やリアカーで旅をする物語などの、「行きあたりばっ旅」シリーズです。これは面白かった。亡き母にも読んでもらったら、喜んでいました。懐かしい想い出を作ってくれました。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/斉藤政喜
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さて、本作は、東京に存する数々のトイレを中心とした取材記です。軽妙かつ無駄のない文体です。「東京生活」というムック本に、2004/7-2008/11の期間連載されたそうです。
全体が5つの章から成っており、それぞれに興味深いトイレなどが紹介されていますが、私は、甥の結婚式で行った事のある目黒雅叙園のトイレ、若き日に昼間にちょっとだけ探検した新宿の「想い出横町」、これまた、尋ねた事のある「旧岩崎邸洋館」が興味深かった。特に「旧岩崎邸洋館」は、解説もないままに観光したので、今更ながら、へぇ~~!という感じです。また、便器製造各社の開発の様子もスンゴイ。そういえば、先頃食した焼き肉屋のトイレは、ドアを開けると洋式便器の蓋が、すーっと持ち上がった。話しには聞いていましたが、現物を拝んだのは初めてで、ヒッジョーに驚きました。思わず目が点に成ってしまいました。もう30年近く前に、自動販売機でタバコを買ったときに、無人の筈なのに女性の声で「毎度ありがとうございました」という音声にビックリして、回りを見回した時以来の衝撃でした。なんかぁ~、不気味な感じと、便器へのシンパシーに赤面してしまった自分が酷く嫌でした。
本書でへぇー、という内容ですが、大便器で用を足す場合、男性は足を開き、女性は閉じているそうです。それから、女性は洋式便器をいやがるのだそうです。知ってました?
評価は4です。
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