先ほどの梅の日記に付け加えようかとも思いましたが、これはまさしく私の願望を代弁しているものとして、別に一席設けましたですよ。
梅の花しだり柳に折り雑(まじ)へ
花にまつらば君に逢はむかも
万葉集 10-1904
詠み人知らず
梅の花をしだれ柳と一緒にお祭りしたら、あなた逢えるでしょうか、、、
女性の詩なのでしょうね。でも、私の望みでもある。
しだれ柳というのは万葉の時代には、街路樹となっていたそうです。
あんな昔に、もう街路樹が完備されていたというのは驚きですけど、なに中国の真似ですよね。それでも我がいすみ市では、、、街路樹???? 必要な道路幅すら確保されていない。花の都とは1000年以上の遅れですか。
ついでに、しだれ柳の細枝は女性の眉によく例えられます。
以前、お茶の初釜のところで書きましたように、しだれ柳を結ぶのは、旅立ちに際して旅人への延命、安全、幸福を願う習い。それが新しい年への旅立ちへの幸福を願うということになっていったのですね。
これももともとは中国の風習ですね。
漢詩にはよく柳が出てきます。
なんてことは別にしても、梅に柳を混ぜて神様にお供えすれば、あの人が来てくれるのなら、この辺の梅と柳を全部引っこ抜いてきて、お供えしたいです。
でも。。。?
花子さん、藤子さん、小百合さん、桜子さん、ぼたんさん、葵ちゃん、あやめちゃんまで!!!
みんな来てしまったらどうしよう。。。