夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

老いるということ

2011年01月11日 22時12分27秒 |  姥捨て山は大騒ぎ


東京へ戻って、チビ太とおいちゃんは毎日2回づつ散歩に出ています。
そして、その都度、おいちゃんは習慣でカメラとレンズを持ってでます。
でも、おいちゃん、何を見てもカメラを向けない。
トモエガモやチョウゲンボウは最近姿を見せません。
でも、トラフズクは、その下を毎日チビ太と通っていますけど、おいちゃん、ちらっと見るだけで、カメラをバッグから取り出そうともしません。
鴨や鴎、可愛い犬たちや、夕日、以前なら写真を撮る、撮らないはべつにしても、目をキラキラさせて綺麗だね~ってつぶやいていたもの、、、今でもたくさんあるのに。

老いるって、体が老いることでありますけど、それ以前に、あるいはそのために心まで老いるのですね。
物事に積極性がなくなる、興味がなくなる。。。。
基本、おいちゃんの写真はなんでもないものでも綺麗じゃない、面白いじゃないって、、、、ひとつの発見だったはずなのに、、、、
おいちゃん、最近何を見ても、「ふん」で終わっています。


ポインセチアとシクラメン。
おいちゃん撮るものがなくって、ベランダのポインセチアとシクラメンを撮っておりました。
ずいぶん前に、咲いてますよ~ってアップしてましたよね。
シクラメンは一年中咲いているのですけど、やはり今の時期が一番綺麗。



ポインセチアは、おいちゃんにとって初めて、紅葉させることができた嬉しいはずのもの、、、、
でも、おいちゃん、これを撮りながらも、「ふん、ふん」なんて、あまり感激してなかった。



おいちゃんが、こうやってぼけていくのは自業自得、、、、
でも、それってチビ太にも大きな影響があるんですよね。

はて、どうしたもんかな~