夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

騙されてあげましょうね

2011年02月10日 22時41分27秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


岬に参りました。
おいちゃんは、荷物をおろして、チビ太の食事を用意したら、なんとなく買い物、、、そして、食事をしに出かけたい様子。
チビ太を置いていこうと思っている様子です。

でも、チビ太にはおいちゃんの企みなんか手に取るように分かってしまう。
だから、玄関とか、玄関への出口に陣取っておいちゃんを見張っていました。

おいちゃんは、素知らぬ顔をして、本を読んだり、お茶を飲んだりしながら、チビ太のほうをちらちらとみて、隙があれば、玄関の扉を閉めてでかけようとしています。
チビ太を置いて出かけるときに、そのままにしておくと、おいちゃんが帰ってきたときに車の前に座り込んで抗議をするのが分かっているから。

でも、チビ太も馬鹿じゃない。
おいちゃんの様子を見ながら、ちょっとだけ外に出たり、寝たふりをしたりして、おいちゃんがどういう行動をするのか試したりしておりました。

やっぱり、チビ太を置いて、自分だけ美味しい物を食べに行こうとしている。
チビ太だって、外に行きたいし、美味しい物を食べたいんだから。、、、、

攻防もやや2時間近くたちました。
この辺のお店、早く閉まりますので、もうおいちゃんの行けるところはあまりなくなってしまいました。

おいちゃんは少し焦って、チビ太のお皿に、チビ太の大好きなササミジャーキーを大奮発してくれました。
チビ太がそれに夢中になっている間に出かけようとしているのです。

ちょっと、可哀想になってきました。
だから、騙されてあげようって、、、、
チビ太ももう大人だからね~

美味しいものたっぷり食べてきなさいね。