夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

これから

2011年03月20日 09時57分09秒 | 日記

いすみに行き、最後の積み込みとガソリン給油をして、仙台に向けて出発します。

チビ太はお近くの方が、面倒を見てくださるということで、しばしのお別れ。
こちらの状況を分かってくださって、快く手を差し伸べてくださったシロミパパ、ママに感謝いたします。

14日に胸まで水につかりながらようやく自宅にたどり着いて、ご両親のご遺体を見つけられたけど、どうすることもできなくて、避難しているところに戻った妹さん。

彼女から連絡を受けて、遺体の安置のために警察や市役所に連絡を入れようと躍起になっていたのですけど、どうにも連絡がつかない。
石巻以外にも仙台や、塩釜の親戚の状況も分からない、、、
道路も鉄道も不通になってしまっていましたし、どうにもできないで内心いらいらしている友人、友人は努めて何気ない様子をとっていましたけど、傍で見ていて余計に心配。

16日になって仙台の親戚の生存が確認され、家は被災していないからいつでもいいけどと言っていただいたけど、ガソリンが出回るまで待てとのこと。
そうですよね、国道を走って仙台まで行っても、ガソリンが尽きれば、なにもできない、足手まといになるだけ。

昨夜は、person finderで問い合わせをしていた塩釜の親戚が無事であることが分かりました。連絡もつかず、仕事場が海傍だったので完全にあきらめていたのですけど。、person finderの方へ親戚の友人から連絡があり、生存が確認され、本人からも電話が入りました。

今朝早く、息子さんが石巻に行き、妹さんと会えたそうです。
一緒に実家に行ったけど、遺体は収容されていたとのこと。
その後、遺体安置所を回って、遺体を捜していると連絡があったそうです。



もう地震が起きてそろそろ10日になる。
何も出来ないでいる友人の忍耐も限度でしょう。
昨日、とにかく出発準備だけでもと、お店を回り必要そうなものを買い揃えました。
でも、どこも棚には何もない状態、それすら大変な作業でしたが、不足分を集めるために岬にも行きました。

途中、完売、入荷未定のスタンドの中にも、まだあいているガソリンスタンドもいくつかはありました。
ここで、満タンにすれば、宇都宮あたりまでは高速も延びたようですので、仙台までは行けそう。
夕方くらいから、仙台に向かいます。


良識ある大人の行動としては、この時期被災地に入るというのは非常識なのかもしれません、それは重々理解しておりますけど、、、、、、


しばらく、日記はお留守になりますが、よろしくお願いいたします。