夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

とこなつ

2012年01月11日 11時59分23秒 |  気になる詩、言葉



今、話題の撫子ですね。

なでしこのとこなつかしき色を見ば
       もとの垣根を人や尋ねむ
         源氏物語第26帖

なでしこは玉蔓のこと、もとの垣根は玉蔓の母の夕顔のことですね。
夕顔の帖に玉蔓は撫子としてでてきますので。
玉蔓は実は光源氏のライバルの娘。母親の夕顔をそのライバルから盗っちゃったんですね。九州へ逃げていて、あまりの美貌に周りが煩くなって、京へ戻る、その時に夕顔に仕えていて、今は光源氏に仕えている女官にあって、、、、
大昔の話にしては、実にいろんな仕掛けがストーリーに込められている。
っていうのか、人間や、人間の作っている社会が、そんなに変わらないと言うことなのでしょうね。


本来、夏から秋の花、でも岬では(東京でもそうでしたが)冬でも咲いています。異常気象(と都市化)のせい?


風車は、生まれた時から、そんな人間の社会に背を向けて、ひたすら仙人修行をやっておりますので、源氏の世界には興味がないけど、異常気象にはほとほと困っておりますよ。
いやはや、この地球、いったいどうなるのでしょう、、、、


。。。なんてことはないか。
昔も飛行術の勉強の時に、行水していた綺麗なU20を見て、雲からおっこったって、、、、 若い人にはありふれた話ですよね。
あれ、私のことだったでしょうか?
今じゃ、もうなんでもかんでも忘れちゃうのでね~