空蝉の羽に置く露の木隠れて
忍び忍びに濡るる袖かな
源氏物語 三帖 空蝉
何度か出てきました源氏物語ですね。
もともと貴族の出身の空蝉が、後見を失い下級官僚の下へ嫁ぐ。
光源氏と一夜をともにするけど、そんな自分の落ちぶれた環境を恥じて光源氏の再度の求めに応じない。ごうを煮やした光源氏が彼女の家に押し入ろうとするが、空蝉はそれを察して、薄絹一枚を残して逃げてしまう。
その時に光源氏が詠んだ詩が
空蝉の身をかへてける木のもとに
なお人がらのなつかしきかな
空蝉が光源氏を忍んで詠う詩が書かれています。
空蝉の羽に置く露の木隠れて
忍び忍びに濡るる袖かな
ちなみに、十六帖でこのカップルは再開を果たしますけど、、、、
興味があるなら本を読んでね。
私は、厚着を脱いで、これから通院。
チビ太は留守番。
チビ太は私の人柄をしのんでくれるんじゃなくって、「餌くれ!」ですから源氏の世界と、現実は違いますね~