夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

あれから一年経ちました

2012年03月11日 07時48分34秒 | 日記


東日本大震災の日から一年がたちました。
あの日に、たくさんの人が家族や親族、友人を、そして生活の基盤を失くしました。

私も現場で目撃したあの衝撃、悲しみは忘れることができません。

そして、その現場で私たちに手を差し伸べてくれた、友人、知人たちの温かい心も決して忘れてはおりません。

亡くなった方々へ心からのご冥福をお祈りいたします。

救援の現場に立たれている方々の努力にもかかわらず、政府の復興政策は後手後手に回っています。
その遅れが、却って復興の妨げになっているかのようにさえ私には思えます。



トップの白菊。
知人は半年近く遅れてご両親の法事を営むことができました。
その折、陰で手向けさせて頂いた菊の花。
水につけておりましたら、今、また花を咲かせております。

毎日の生きることにすら困難を極められている被災された方々に対して、微力であってもなにか個人でできないのか、痛切にその手段を模索しております。
菊の花に負けないで、がんばって生きてください。
今、私が願えることはただそれだけです。