夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

花冷えの夢幻の闇を舞ひゆかむ

2013年03月30日 07時24分27秒 |  気になる詩、言葉


このブログ、実は、「漢詩を長崎弁で」とか「気になる詩、言葉」 そして「食べるために生きる」のレシピを検索して来られる方が多いのです。
でもその割りに、最近これらのカテゴリーの更新がありませんですね。

というわけで、今日は、「木の名 草の名」から小島信さんの詩を一つ。

花冷えの夢幻の闇を舞ひゆかむ

同じ曇りでも、昨日は太陽の位置が分かるような薄い雲。
今日はもっと雲が厚く、空一面が同じような明るさで、太陽の位置が分かりません。
寒い朝になりました。

ひところのような厳しい寒さではありませんが、それでも肌寒い。
でも、寒さも暑さも、生きていることを感謝させるイベントとして受け取ればありがたい現象ですね。
なんて、、、私が言うのはおかしい? 
そうか、やっぱりU20の膝枕が欲しいって騒いでなきゃ、私じゃないですか。
そうですか、、
そうですよね~

春ごとの花に心をなぐさめて
  六十路あまりの年を経にける
      西行

えっ、歳が違う? 
違いませんよ、「当年」とってですからね。。


庭に咲きたる桜花
  今日はピンクか薄墨か
       風車

そのうち風車も認知学(でもどうして認知学なんでしょうね、、私的にはどうも宗教学を思い出しちゃうのですけど)でも齧りましょうか。



ところで前述の「木の名 草の名」はこちらから購入できます
句画集 木の名 草の名
小島 信,三村 伸絵
智書房