夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

今日の暑さ! ヒヨドリとDoomsday clock

2016年03月03日 09時59分42秒 |  岬な日々


この辺じゃヒヨドリは一年中飛び回っていて、けたたましい声で他の鳥を追い払ったりしているので、大昔から留鳥だったんだって思いがちなんだけど、サントリーの鳥百科を見てたら、1970年ごろまでの東京では10月ぐらいから4月ごろまでの冬鳥だったんだそうですよ。ご先祖様は熱帯で生活されていたらしいんです。だから北にいたのが、冬だけ南に移動してきてたってことですね。

なんて思いながら周りを見ると、ヒヨドリとはケースが違うけど、蝉だの、蝶だのもそうだし、魚や、植物もそうだけど、数年で変化が分かるくらいに、どんどん限界が北上しているんですね。数年前までこの辺では、沖縄なんかから流れてくる熱帯魚は冬は越せなかったけど、どうも冬越ししているのがでてきたらしいし、、、 もっと卑近な話では、魚屋を(高いけど、諦めて)一店に絞っているのは、虫に注意してさばいてくれているから。なんせ、おじいちゃんと息子、二人して虫でやられて救急搬送、手術を受けた経験者だから。さんまも北海道がかろうじて安心だけど、それ以南は危ないよですって。水温が上がって、魚につく寄生虫もどんどん北限を伸ばしているんです。
紙媒体の図鑑類の説明がその変化に追いつけなくって当てはまらなくなっているものって、このブログでもずいぶん書いていますよね。北限が愛知だったり、神奈川だったりするって記載されているのが、ここ(千葉)で見られたり、開花時期が全く違うものがたくさんあったり、、、
平均気温の上昇がコンマ何度なんてので、大したことないかと思うと、実は自然界ではとんでもない変化だったりするんですよね。
何かが北上するってことは、その生活環境全体が北へ移動しているからできるんですよね。



おまけに、鳥さんや、花のことに気を取られていると、海面は上昇するし、異常気象が当たり前になるし、、、、




終末時計(Doomsday clock)は核戦争などを想定しているけど、さて温暖化、自然破壊で人間が住めなくなるのとどっちが早いでしょうね。。。
考えているとブルブル(bulbul)しちゃうね~