夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

猪肉様が舞い込みました

2017年03月16日 09時29分16秒 |  食べるために生きる


先日、チビ太の散歩の折に、お近くのブログ仲間にお会いしました。
「このまえ、ブログに猪の肉のことを書いてたでしょう、今、猪の肉を貰ったんで上げるわ」ってことで、獲れとれのお肉を貰いました。(猪肉がエージング不要かどうかはこの際考えないことにしましょう、でも新鮮だと臭みがすくないそうですよ)

さてさて、どういたしましょう。
一番やりたいのは、牡丹鍋なんですけど、あの大原の料亭で見たような味噌を合わせるのって、おいちゃんには無理ですね。
昔は味噌屋なんてのがあって、いろんな味噌を売っていて、普通の家庭でも何種類もの「我が家の」味噌が置いてあって、それぞれの味噌のことが分かって使っていたんですよね。おいちゃんが最初に東京に来て一番感じたのが、みそ汁の味。自分で作ろうとすると、「家の味」がだせない。味噌汁の実によって味噌が甘くなったり、辛すぎたり、、、 
簡単に麦みそだの、米味噌だのって言っても、一個一個全部味が違うんですよね。それを分かって材料と合わせなきゃいけないのに、、、

なんて、醤油も、酢も、細かいことを言えば、東京の味付け、味って大味すぎる。「ヤバン」なんじゃろな~って思っていたりして。

そんな思いを持っているにしては半世紀以上生きて来ながら、いつも冷蔵庫に転がっている一番身近な材料の身元も、性格も分かってないんですよね。こんな安直な生き方、問題ありですね~  なんて、おいちゃんがいくら考えても「休みに似たり」なのですけどね。

ってことで、最初に戻って、はてどう料理しましょう。
簡単なのは先日の豚とセロリの炒めたものとか、BBQで塩コショウなんてのもありかもしれませんね。
猪って言っても、要は豚の仲間なんでしょうから、、、

思い悩んでおりますので、今は猪さんは冷凍庫でお休みを願っておりますけど、、、


猪を試したら、今度はキョンですね。
キョンがどんなに「キャワイー」ってふりをしても、鹿には違いない。
こっちは単純に鹿のステーキを考えていますけど、、、
でもね~ スタッグっていっても、歳をとりすぎてますので、パーティーするほど元気はないかも。。。
春の鶏、パーティーをする雄鹿たちなんてのはもう昔々のおいちゃんが若いころの、、、
なんて思ってしょんぼりと頭を垂れましたら、ふとテーブルの上のブランデーケーキに目が行きました、なになに
"Au bon vieux temps"
背後霊様の御忠告か、いたずらなんですかね~