夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

探し探して、、、

2017年03月17日 15時03分34秒 |  岬な日々


友人たちが訪ねてきてくれた時に食事をするレストラン、今までなんとなく決めておりました。
特急停車駅に近く、海外から、都会から来た友人たちに日本の田舎の雰囲気を味合わせ、かつ料理もできるだけ美味しいものをという眼鏡に合うお店でした。
ところが去年、何十年ぶりかの元同僚が「行くよ~」ってんで、予約を入れようとして気がついたら閉じられてしまってまして、その後もやや数名、訪ねてきた友人たちをがっかりさせておりました。

なんとかせんばって思いつき、昨日は一軒、今日もまた一軒「らしき」お店を見て回りました。
昨日の一軒は一宮ではなく長生村で「洋食屋」を看板にしているお店でしたが駅からもそう遠くなく、条件的にも問題なし。お店も、アプローチからの庭の眺め、こじんまりとしたお店の雰囲気、本格的な味、サービス。私の目からはとても上質に見えました。これで一軒、リストに入りました。
本来あまり好きじゃないサラダのオイルドレッシング。ここのオイルは口あたりがいいのですね。野菜が喜んでおりました。何かオイルに入れていますかって聞きましたら、ウエイトレス嬢が即座に「はい、レモンに、、、、」って答えてくれました。サーブしているものがどんなものかちゃんと把握しているんですね。こんなとこ、とても気に入りました。けっこう、いいお店って言われるところでも、「シェフに聞いてまいります」って答えが返ることが多いですからね。メインはもちろん、ドルチェもとても口あたりのいいものでした。



探せばあるんじゃんってことで気をよくして、次の一軒。
もう一軒は、我が家から10~5分ぐらいのところの国吉にあるお店。レストランではなくカフェですね。でも、ギャラリーを付設していたりして、なんとなく私好み~なんてので、今日行ってまいりました。
アプローチや庭、もう少し根付いてきて自分の場所を見つければ素晴らしくなるでしょうね。店内も文句なし。ただ味の方は、たぶん多くの人は満足するのでしょうけど、私のような偏屈爺にとっては、サラダのドレッシング、ちょっとほんとうに微妙、、、、 デザートも舌に変な苦みがあって、もう30分以上経ちますけどまだ舌がその味を覚えている。残念ですね~ たぶん、木が成長してくるころには、それもなくなるのでしょうか。
どうでもいいことですけど、定休日が分かんなくって。HPでは水曜日・木曜日になっていて(これが正しい、、たぶん)でもFBのページ情報では木・金・土になってるんですよね。おまけに私の見た別なのでは水曜日だけになってたりして、、、

それよりも、ここで見つけたこの辺のアート情報誌の読み物が黒沼ユリ子さんの「ヴァイオリンの家」を紹介するものでした。黒沼さん、お姉さん(たぶん、どっちがお姉さんかいつもわからなくなる)が音楽(本業は音楽だと思うんですけど、ここの関係ではビジュアルも企画してましたよね)事務所におられたんですよね。そのころお姉さんの方にですけど、何度かお会いしましたし、ユリ子さんが日本に戻って御宿に住まわれているって聞いて、FBの知人に、「ほんとう?」って聞いたら、「はい、そうです」って返事をもらいました。何か月か前に古本屋に参りましたら(新刊書は高くって買えないのです、貧乏なおいちゃんでしょ、カンパしてよね)彼女のエッセーが置いてあって、100円で買ってまいりましたですよ。なんて、関係ないか。ここのカフェではないけど、彼女の演奏会(カルテットです)も開かれるようで、隠居なさったのかと思いましたら、お元気なんですね~

もう一つは、ここのギャラリーで5月に音楽のイベントをやるようです。チェロとパーカッション。CDの発売記念なんだそうですけど、CDのプログラムを見たら、、、 私は博物館的に古い人間なんで、「う~」 興味はあるけど、、、
なんて言いながら、当の本人は、作曲家でチェロ弾きの「訳の分からんデンダイ音楽」を売り込もうなんて恐ろしいことをやってきたりしたんですからね~ ほんと罪深いこと。
まあ、私とチェロの関係はそんなもんですけど、告白しろって言われれば、音楽も、そしてそれ以上に美術では死罪にもあたるような罪人でありますかね~、

でも歳をとると、世の中変わる? 変わんなきゃね。







豌豆を育てんば    苗豆

2017年03月17日 08時59分02秒 |  岬な日々


先日の「今日のお目覚 オオアラセイトウ」のところで、ちょっとしたものを植えるスペースを確保したことをお知らせしました。その中で植えたいものとして、手に入りにくい西洋野菜(ズッキーニの花みたいに、実は手に入るけど、欲しい部分(花なんですけどね)が手に入らないものも含めて)とか、新鮮さが第一のハーブ類(日本の香菜も含めて)とか、辛味大根とかいろいろ書いておりましたけど、手に入らない西洋野菜は苗も入手困難。この辺では知名度まったくないのですからね~ 大根は瓦礫の処理が終わらないと、ガラス片なんかがあるので怖くって仕方ない、、なんてのでなかなか進みません。

ただ、どうしても欲しいものとして豌豆があって、とれとれのグリーンピースのご飯なんて、炊きあがった釜のふたを開けた時のあの香り、一口食べた時、もう死んでもいいやって思えるほどに好きなんですよ。
これはベランダでも深めのプランターでできるだろうと以前から苗を探していたんですけど見つかりませんでした。
ふと、考えて、サラダ菜として売られている苗豆は豌豆の赤ちゃんじゃないかってことでググってみましたら、、、ありました。苗豆をプランターや露地植えにした例がぞろぞろでてきましたよ。
豆苗を買って、茎からサラダに使うので切り落としても、根っこの豆の部分を水に浸していればまた再生してくるってことで、美味しそうなグリーンピースなんかの写真がたくさん出ておりまして、痛く、私の好奇心と、胃袋を刺激いたしましたです。
豆苗ならどこにでも売っているし、苗をバラで買う必要なし。、、 たくさん入って安い!

写真は買ってきた次の日の状態。
家の中で徐々に陽射しに慣らして、寒い日が続いたので、暖かくなったらなんて思いながら今は陽射しのある窓際に置いてありますが、数日たって、苗はどんどん伸びております。先には弦さえ延ばしてきました。

この後どうなるかは分かりませんが、陽射しのある庭、ベランダをお持ちの方、試されるのも面白いかと。
豆苗だけで、お使いになる方も、切り取った後を水につけておけば、2,3回は食べられるのじゃないかと。(ごめんなさい、豆苗のサラダなんてのは食べたことなくって、豆苗を買うのはこれが初めてだったんです。なので、3回目ができるかどうかは想像ですけど)

小ねぎの類は買ってきて下から切り落とし水につけておくと、やっぱりどんどんと次が出て来ます。土に戻してやっておくと、一束買うと、後はほとんど買う必要ないくらい。
人参なんかも葉っぱがついているのが手に入ったら、首の部分で切り落として、切り落とした部分を水につけておくと、葉っぱがどんどん伸びて、テーブルの上の観葉植物としても使えますし、
古くなって根っこが出てきたジャガイモは、数年前に庭に放り投げたものがいまだに時期になると葉っぱを出してきて、芋をつけてくれます。(自生したものを食べたことはないのですが、、、)

なんて話は蛇の足ですけど、、
とにかく、豌豆。
豆をつけてくれれば、サヤエンドウ、グリーンピース、えんどう豆。。。 なんか嬉しくなってきた。



ところで、お分かりの方教えてください。
ピースープって、新鮮なグリーンピースを使うものなんでしょうか。
イギリスなんかでは新鮮なグリーンピースを使って、、、裏ごししたりしてましたけど、暖かいもの、冷やしたもの、夏でもありですよね。
ところがオランダやドイツでは冬の食べ物ですよね。
オランダなんかじゃピースープだけでお昼の食事になる。(ドイツなんかのとは違って、ソーセージなどの肉片が入らないタイプなのにね?)
オランダ人がお昼に日本の友人を招いてピースープを出して、 お客はスープが終わったから次は何?って期待してたら、それで終わりで、顔を見合わせていたので、「オランダではこれで食事なんですよ」って説明に追われたことを思い出しますけど。
見ているとオランダではほとんど粉末のスープの素みたいなのを使っているけど、冬場には新鮮なグリーンピースはないですもんね。ということは、粉末スープの素ができる時代からピースープが食膳に出始めた?
なんとなく、昔からのレシピみたいだったけど、違うのかな?