夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

認知症

2017年03月18日 08時16分00秒 |  姥捨て山は大騒ぎ


認知症のあるタイプによれば、幻覚を見ることが多いのだそうです。
でも、私の経験から言えば、幻覚、妄想なんて若いころから常に頭にあって、、、
でもでも、健常な時には現実と幻覚、妄想の差が歴然と分かっているってことかなと思えます。

今の私は現実と妄想の差がほとんどなくなって、どっちがどっちだかわからなくなりつつある。
今までの経験から、よりシャープに見える方が現実だと思い込んでいると、今や妄想の方がシャープに見えて、現実は朧なんてことが多々。だんだんどちらも霧の中になってきて、区別がつかなくなってきているような、、、霧ですから、濃い時には、現実も妄想も見えなくなったり、時としては流れて薄くなったり、はれたりすることだってあるんですよね。

妄想と現実の区別がつかない、取り違えるなんて、まあ、珍しくもないことになってきたりして
だって、妄想の影響力、魅力のほうが頭の中では強いんです。現実は面白くもない「ただの目の前のこと」だけど、妄想はほとんどが「かくあれかし」って念じていることだから。(おいちゃんのばあいは、可愛いU20が大挙してやってきて、、、なんてことだし、チビ太の場合なら、松坂牛を一頭もらっちゃったなんてことでしょうけど) 

まあ、それも悪くはないかと、思っておりますけど。



蛇の足
ところで、このタイプ(レビー小体型認知症)の場合、患者が変なことを言い出しても周りの人は決して否定してはいけない、患者は嘘をついているのではなく、患者には実際に見えているのだから、、、なんて書いてあります。
私の経験からすれば、周りが否定しようが、肯定しようがそんなのはどうでもよいことなんです。いるはずの可愛いU20がいまいち確認できないってのが問題なんですけどね~