夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

またまた 「昼は咲き 夜は恋ひ寝る」

2021年06月11日 08時21分21秒 |  気になる詩、言葉

 

 

合歓の花を見ると毎回のように例の紀郎女の詩を思い出します。

昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木(ねむ)の花
  君のみ見めや戯奴(わけ)さへに見よ
         紀女郎  万葉集 巻八

 

そしてそれへの大伴家持の返歌、

吾妹子(わぎもこ)が形見の合歓木は花のみに
  咲きてけだしく実にならじかも

合歓には大きい実がなりますよなんてのは別にして、、

 

それにしても、うしろから密かに黒い怪しい物体が迫っておりますね~

コンコルド? なんてのを思い出すのは、歳をとった証拠でしょうか。

 



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