夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

フォルテピアノが作りたくなった

2008年04月08日 09時25分29秒 |  姥捨て山は大騒ぎ
カメラもうまく撮れないし、飽きてきた。
散歩も面倒になってきた。
ジムニーちゃんがお嫁入りしてくるけど、これは多分すぐ飽きるだろうから、(なんせ世代が違いすぎるから)当座だけね。

ということで、不善をなす前に(って、今だってやっているけど)なにかおもちゃを考えなきゃ。

ずいぶん以前からチェンバロを作りたいって言っていたのを覚えていらっしゃる方もいると思います。アメリカのキットメーカーで売っているのは日本の安いチェンバロよりもはるかにしっかりしていて、共鳴板もいい。いい音を出す。あれを買ってきたいってもう何十年思っていたでしょう。
弟からは作りかけのパーツを並べておくだけでも一年くらい空けておける八疊間くらいは最低必要だよって言われています。それに以前は仕事でそんな時間は取れなかった。
時間はあります。それに岬の家の一階は使っていない部屋。今は物置になっていますけど、整理すれば大丈夫。
環境はそろったけど、でも今となっては、チェンバロじゃ面白くない。
作るのも面白そうじゃないし、絵を描くったってそのほうの才能はゼロだし、作ったものをU20に弾いてもらうにしても、あのキャンキャン音ではね~
ロマンティックじゃないよ。

できればフォルテピアノのほうがいいかな~
なんてまた方針転換。
昔は程度の悪いオリジナルとか、日本の何とかさんのしか聞いていなかったから、フォルテピアノの音は嫌いだったんですけど友人の物を聞いたらそれまでのフォルテピアノとは全く違う柔らかな、暖かい音。これだったらチェンバロなんかの音なんか目じゃない。
友人のはオリジナルで悪女を買ってもお釣が来るくらいの(つまり7桁くらいの値段の)楽器でとても手が出るわけがないけど、キットならきっとなんとかなる、なんちゃって、、、

キットとして売り出されているもののはないけど、調べてパーツを作っていけば何とかなるのではないかな? 武蔵野にはあまりいいのはなかったみたい。桐朋にはありそう。民音は持っているよね。忍び込んでばらばらにして採寸して、、、、、
でも採寸だけならアムステルダムでもベルギーでも楽器博物館の資料室に行けば大概レントゲンと一緒にデータがあるんですよね。
それにやっぱり大きすぎるな~
おまけにこれにも付加価値がない。

バイオリンにしよう!
友人のストラディバリウスを採寸させてもらって、FRPで再現して、シェラックを塗りたくって、、、
ヨーロッパへ飛ぶ飛行機代がない? じゃ、何本か売って、、売れない?
なら、U20を集めてきてストラディバリウスを弾くツアーを作れば、ツアコンの私の切符はただで出ないかな、なんちゃって、、、
彼のいるところはアスパラで有名なところ。
もうすぐじゃん、急がなきゃ。

なんて、春の夜の夢。
やっぱり小人は閑居すると妄想をなすんですな~
でも妄想でいいじゃない、不善するまでのエネルギーがないから、、

年寄りには夢が必要なんですよ、判ってよ。



大蛇の足
ところでこれを書いて知人の日記に行ったら演奏法のことが書かれていたので、変なちゃちを書いてきました。ごめんなさいね。

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