夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

恋人を紹介します

2011年02月25日 10時03分21秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


チビ太がもてたもてたって言っても、おいちゃんのところにいるのだから、飼い主に似てもてるはずがないって思われている方が多いのです。
確かに、おいちゃんはもてない人の典型でしょうけど、
でも、チビ太は違うんです。

なに? もてたもてたって言うばかりで、写真もないのがその証拠だって言われるのですか?
なら、ここにチビ太の恋人の写真を大特集いたしましょう。
これを見たら、チビ太はもてないなんて言わないでよ。


トップの写真の子。
ユキちゃん。
美人でしょう。
先日の「未練」でご紹介していましたよね。
あのときは、チビ太を見つけて、大きな悲鳴を上げて「チビ太~」って走ってきてくれたのに、ユキママが行きましょうって言うと、さっさと走り去ってしまって、ユキちゃんってそんなに移り気な子なのかなって、チビ太は寂しかったんですけど、
ユキママの話では、お家から出てきたばかりで、「お花を摘みに行きたかった」のだそうで、そりゃ、生理的な欲求は仕方がありませんですよね。
チビ太もだいぶ安心しました。

この写真はあの次の日のできごとでした。
「いつもは川原に向かっていくのに、今朝はチビ太と会ったところに行こうとしていて、、、」とはユキママのお話。
この日も、チビ太を遠くから見つけて、行こう行こうってお母さんを引っ張ってきました。
可愛いね~



でも、チビ太に体をぶつけてくるんですから、元気。
過ぎるくらい、、、、、



「だ~ぃ好き」なんて、、、、



そりゃ、チビ太だって「だ~ぃ好き」だけどさ、、、
人目もあるでしょうよ。
「あっちでも見てるよ」



な~んて、「おいちゃん、助けて、、、、」



「チビ太、怒っちゃうぞ~」
「ユキ、ちっとも怖くないもん、、、」
てな、状況でしょうかね~



さて、ユキちゃんとお別れして、さあ帰路につきましょうかという段になりましたら、
チビ太め、グランドの反対側にいるユキちゃんの方を見ながら、動こうとしません。
未練たらしい男
嫌われるぞ!







未練

2011年02月22日 22時32分17秒 |  多摩川散歩


今朝の多摩川散歩の帰り。
お家までの道を心も軽く歩いておりましたら、後ろで車の急ブレーキのような音が2度、3度。
びっくりして振り返りましたら、なんとそこにはユキちゃんが。
チビ太を見て、チビ太さ~~~んって悲鳴のような大きな声で叫んでいるんです。
ユキ母さんも、ユキちゃんのそんな狂乱振りにびっくり。
リードを緩めながらチビ太のほうへ来てくれました。

まあ、ユキちゃんの大喜び振り。
チビ太もたじたじ、
ユキ母さんも、おいちゃんも、ただ唖然とするばかりでした。

              チビ太
*****

と、まあ、ここまでは一応チビ太が書いた通りでございました。
ここまでは、今までもチビ太のもてもて振りをご紹介しておりますので、なんのことはない日記でございますけど、問題はこの後。


ユキちゃんはひとしきりチビ太と会えた嬉しさを表現しておりましが、お母さんの、さあ行きましょうって言葉で、お母さんが小走りに走り出しましたので、それについて後も振り返らないで走って行きました。
女の強さか。


それ以上に問題は、残されたチビ太。
三歩歩いては立ち止まり、四歩歩いては後ろを振り返り、家に帰りつくまで未練たらたら。
会っていたときには、けっこうそっけないそぶりだったのに、いなくなってしまうと、未練が残る。
チビ太もやっぱり男だったんだな~


こんな写真を撮ってみたい  9  モデル

2011年02月20日 12時47分06秒 | ジョーズなジョーク 


なんせおいちゃん、企画屋さんだったんだから、こんな写真を見せられると、ついつい下地がでちゃう。

この後ろのポスターはスイス人でフランスで活動した、テオフィル・アレクサンドル・スタンランThéophile Alexandre Steinlen (1859年11月10日 - 1923年12月13日)のTournée du Chat Noir de Rodolpfte Salis (1896)(=
ルドフ・サリの黒猫の巡業)ですよ、、、なんてね。



大昔にオランダのクレーラー・ミューラー美術館の売店で、黒猫のポスターがいくつか展示されていて、その中にこれが入っていたんですよ。
私はこれが好みだったけど、オランダにいてスイス人の作品を買っても仕方がないかなんて、オランダの作家のポスターと見比べて、、、
財布の底が見え隠れするのをみて、安いほうのオランダ人の作品を買ってきたなんてのは、どうでもいいことか。


でも、そのとき、そのときで一番いいものを求めないと、後で後悔。
ほんと、そんな後悔は山になっているんですね。


それよりはるか以前にも、オランダの田舎で北欧のお茶のセットを見て欲しくなったんです。
ものすごくシンプルなもので、ポットとウォーマーのセットだったんですけど、深い見事な赤が出ているんです。その色と形にほれ込んだんですけど、それから最低でも2か月近くは旅行が続く、壊れ物を持ちたくない。そして最後はイギリスなので、そこではもっといいのがあるだろう。最初にお金を使っちゃうと後が困るしって、やめちゃいました。
でも、イギリスでは大したものが売ってなくって、もう半世紀近く悔んでいます。あの赤、今でも目に浮かぶことがある。。。。。。


オランダにコルネィユという作家がいました。作品を欲しいと思っていたら2点オファーがありました。一点は線はコルネィユだけど、色は普段よりも穏やかな色遣いで私の好み。もう一点はどこから見てもコルネィユの典型みたいなもの。
全くの個人的な好みであれば迷わず最初の奴を買ったと思いますけど、仕事でこの人のことが絡むこともあるかもなんてことで、後者を手に入れてしまいました。
帰国して、家に飾ってみたら、なんと自己主張の塊。帰宅してその絵の前を通るだけで疲れがどっと増してくる。すぐに箱に入れて目に触れなくしてしまいました。

岬は壁が赤茶色。コルネィユの色と相通ずるものがあるのですね。試しにかけてみると、これが何の違和感もなくぴったりと自分の場所に落ち着いてしまいました。
あぁ、神様はここまで先を読んでいたんですね。
予定調和の素晴らしさ。。。
アーメン。
なんてことで、、、


後悔先に立たずなんてのは幼稚園の子供に言う言葉。
もう少しだけ大人の貴方には;
後悔するぐらいが、あとあと面白い人生かも
なんてことも、、、、
でも、責任とってなんて言わないでね。
あくまで自己責任ですからして。










スタンランのポスター *Tournee du Chat Noir  【ポスター+フレーム】ブラック
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