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旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

東日本縦断の旅 新松戸→新潟

2008-07-27 07:00:32 | 列車の旅

東北本線 大宮駅 (さいたま市大宮区錦町)

平成20年7月19日土曜日。少し長い旅に出掛ける。宿も交通機関も予約してあって、後は計画を実行するだけである。少々味気ない。出発前に用事があって、金曜日の夕方から寝る時間がなかった。今夜の夜行列車はよく眠れるであろう。リュックサックを背負って、駅へと向かう。

武蔵野線 普通 新松戸(22:28)→南浦和(22:55) クハ205-44
京浜東北線 普通 南浦和(23:04)→大宮(23:16) クハ209-65

大宮に到着後、駅構内のコンビニエンスストアで、水とむすびを二つ購入する。昼酒を飲んでいたので、寝酒は控える。ベンチに腰掛け、列車を待っていると、隣のプラットフォームに寝台特急〔北陸〕が入線してきた。上野-金沢間を行く日本最短の寝台特急である。僅かでも寝台に横になって行きたいものだが、自分がこれから乗る列車は座席ばかりである。〔北陸〕を見送った後、こちらのプラットフォームに新宿-新潟間を行く、快速〔ムーンライトえちご〕が入って来た。指定席券(510円)に記された席に行くと、男の客が座っており、ここですかと言って通路へ移る。隣席の御婦人と何人かのグループだが、席があちこち分散しているようだ。


以上、平成20年7月19日撮影

新宿から山手線(貨物線)、東北本線(貨物線)、いわゆる湘南新宿ラインを走ってきた列車は、大宮から高崎線に入る。列車は特急型の485系車両で座席もリニューアルしてあるので乗り心地はいい。ただし冷房が強い。夜食のむすびを食べて、寝ようと思うが隣のグループが寒すぎると言っている。他にも寒いという客がいたのか、車掌が空調を止めた。走行中に日付変わって平成20年7月20日日曜日。高崎に26分間停車。普通列車と急行〔能登〕を先行させる。車内の座席はほぼ埋まった。昼間確認したところ、空席なしとなっていた。運転停車の新前橋を出発すると、登り坂になったなと思いつつ寝てしまう。同じく運転停車の水上、越後湯沢で目が覚める。空調を止めたので暑くなり、汗をかいている。途中で再び空調を入れたようだが、冷房の効きを弱くしたのか蒸し暑い。3時10分に小出で臨時停車する。誰が利用するのだろう。長岡から先も停車駅で目が覚めたが、蒸し暑いなりによく眠れた方である。夜も明けた新津に大阪行の寝台特急〔トワイライトエクスプレス〕が停車しているのを見て、次の停車駅、終着の新潟に到着した。

高崎線・上越線・信越本線 快速〔ムーンライトえちご〕 大宮(23:42)→新潟(4:51) モハ484-1088


以下、平成20年7月20日撮影


快速〔ムーンライトえちご〕 3763M列車 [485系] (新潟)


信越本線 新潟駅 (新潟市中央区花園)

白新線経由の快速村上行にすぐの接続だが、一旦改札を出てから朝飯にする。駅前には24時間営業の飲食店がいくつかあるので便利だ。朝から牛丼を頂戴する。


吉野家 新潟駅前店 (新潟市中央区東大通)

このままフェリーターミナルへ行って、フェリーの寝台でゆっくり寝て北海道へ渡るのが一番なのだが、今回は列車の旅を続ける。最終的には北海道へ渡るが、旅の目的は本州側にある。


信越本線 新潟駅 万代口 (新潟市中央区花園)


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北海道&東日本パス(普通列車限定)」(10,000円)

今回の旅で利用しているのが、特別企画乗車券「北海道&東日本パス(普通列車限定)」である。普通列車限定とあるが、快速列車も普通列車に含まれるので、〔ムーンライトえちご〕も利用できる。ただし全車指定なので、別に指定席券が必要。分水嶺を越えて新潟までやって来たが、これから日本海沿いに北上して行く予定である。 (つづく)