西武鉄道 特急〔ちちぶ17号〕 [001系A編成] (池袋)
令和元年12月15日日曜日。西武電車で出掛けてきた。西武線でまだ乗っていない路線がいくつかあるが、池袋線の末端と西武秩父線に乗った事がなかったので、特急で西武秩父まで行ってみる事にした。山手線が遅れて池袋に到着。まだ切符は買っていないので、窓口が混んでいたらどうしようかと思ったが、並んでいる人もなく、特急券は訳なく買えた。乗車券についてはSuicaを利用。
改札を入り、お弁当と麦酒を買おうと思うが、駅弁を売っている感じではない。駅売店「トモニー」があるが、コンビニエンスストアの小ぶりな弁当が少し置いてあるのみ。時間によっては他のお弁当もあるのかも知れないが、シウマイ弁当とかそういうのはないので、麦酒とサンドイッチを買ってゆく。
新型特急車両〔Laview(ラビュー)〕で運転!
西武特急と言えば〔レッドアロー〕に乗った事があるが、今年、平成31年3月16日に新型車両の〔ラビュー〕が登場した。次の特急は〔ラビュー〕で運転するそうである。
特急〔ちちぶ〕で池袋を出発
シャキシャキレタスサンド(259円) サッポロビール 黒ラベル(298円)
石窯パリジャンサンド[ローストビーフ](398円)
池袋を出発してさっそく麦酒を飲む。車窓は東京近郊の私鉄沿線なので、あまり旅情はない。座席は広々しており、隣席にも乗客がいるのだが、ゆったりしている。車窓に畑も見えるようになった。武蔵野線との乗り換えで利用する秋津を通過する。東京都より埼玉県に入り、所沢に停車する。
東武鉄道 特急〔小江戸24号〕 [10000系] (所沢)
所沢で池袋線と新宿線は接続する。新宿線には〔レッドアロー〕で運転する特急〔小江戸〕が停車している。所沢を出て、西武球場前への狭山線の分岐駅、西所沢を通過。野球観戦でここまでは時折利用するが、この先はほとんど行った事がない。航空自衛隊の基地を列車は走る。埼玉県にも大きな飛行場があるのだ。入間市に停車。降りる客は多い。車窓には茶畑(狭山茶?)も見えて長閑になってくる。飯能に到着。配線の関係で、池袋から西武秩父への列車は進行方向を変えるスイッチバックする駅である。座席を回して進行方向にするが、後ろの席(飯能からは前の席)の乗客が座席の向きを変えないので、向かい合わせとなってしまう。黙っているのも変なので話をする事になる。お酒の入っているような年配の男性で、話し相手を求めている風でもある。その辺の列車に乗っている時に話し相手になるのはいいが、乗りつぶしで初めての路線を行こうという時には不都合である。飯能を出て、通過する東飯能から先は初めての区間であり、本来は存分に車窓を楽しむところであるが、話し相手をせねばならずままならない。そんな感じで西武秩父に着いてしまった。
001系〔Laview(ラビュー)〕の車内の様子!
001系〔Laview(ラビュー)〕の座席!
西武鉄道 特急〔ちちぶ17号〕 [001系A編成] (西武秩父)
特急〔ちちぶ〕で西武秩父に到着
特急〔ちちぶ17号〕 池袋(13:30)→西武秩父(14:48) 001-A2 IC運賃786円 特急料金710円
出札口と改札口
駅構内の商業施設
西武秩父線に乗ったのは初めてだが、秩父本線乗りつぶしの時に駅を訪れている。工事中だった商業施設が出来上がっている。温泉があるのだそう。
西武鉄道 西武秩父線 西武秩父駅 (埼玉県秩父市野坂町)
駅頭の様子!
武甲山が見える。何はともあれ、池袋線と西武秩父線の乗りつぶしは終了。西武秩父線は昭和44年10月14日の開業で、50年を迎えたそう。これで西武線で残すは東京都内の2路線となった。そして埼玉県で乗っていないのは伊奈線(ニューシャトル)のみとなった。千葉県はユーカリが丘線が残る。ともに最後を飾るには旅情がなさそうな気がする。さて、池袋線・西武秩父線の乗りつぶしは消化不良の感が否めない。初めて乗る日高本線で苫小牧-様似間の全線で向かいの席の年配の男性と話す事になった。やはり乗りつぶしをする方で、お酒は入ってないし、旅好きな方で話しても楽しかった。自分は様似からバスで襟裳岬に向かったが、この方は折り返し列車で帰ってゆき、復路は一人集中して日高本線に乗れたから構わない。今日も復路は一人集中したいところだが、予定では今日はもう西武線には乗らない。秩父鉄道で熊谷に出る予定である。秩父でお目当てのお店は日曜日は休業だそうでする事もない。秩父鉄道の駅へ向かう。
駅舎の隣に温泉施設が
西武秩父駅前温泉 祭の湯 (埼玉県秩父市野坂町)
乗り直しと風呂に入りに来てもいいな。
昭和の感じの街並み (埼玉県秩父市東町)
お寺も多く、散策しても楽しそうだが、今日はしない。
秩父鉄道 秩父本線 御花畑駅 (埼玉県秩父市東町)
芝桜の副駅名を持つ。
急行券(210円) 乗車券 御花畑→熊谷(880円)
出札口で切符を買うと硬券だった。急行料金は区間に関わらず210円。
秩父鉄道 秩父本線 普通 1544列車 [5000系] (秩父-御花畑)
上りの普通列車が先に出て行ったが、急行列車の方が先に熊谷に着くので見送る。
秩父鉄道 秩父本線 普通 1533列車 [7500系] (秩父-御花畑)
時を置かずして、下り列車もやって来た。
改札口と出札口
プラットフォーム側より駅舎を見る!
向かいのプラットフォームは西武線直通列車専用!
西武秩父駅には入らず、次は横瀬駅!
直通列車にも乗ってみたい。
秩父鉄道 秩父本線 急行〔秩父路8号〕 1008列車 [6000系] (御花畑)
羽生行の急行列車がやって来た。
6000系の車内の様子!
6000系の車内の座席!
空いているので、ゆっくり出来る。
急行〔秩父路〕で御花畑を出発
車窓にはセメント工場! (和銅黒谷-大野原)
小野田セメントを思い出す。
荒川を渡る! (上長瀞-親鼻)
車内ではミカンを食べ、それから本でも読もうかと思ったが、停車駅が少なく、空いていて、暖房が効いていて、気持ちがよくてウトウトしてしまう。今回、一番快適な列車だった。話し相手もしなくていいし。お父さんに連れられた小さな男の子も座席でスヤスヤ眠っている。
秩父鉄道 秩父本線 急行〔秩父路8号〕 1008列車 [6000系] (熊谷)
急行〔秩父路〕で熊谷に到着
急行〔秩父路8号〕 1008レ 御花畑(15:32)→熊谷(16:27) 6102 運賃880円 急行料金210円
熊谷で高崎線に乗り換える。駅構内では、十万石まんじゅうや五家宝の売店を見掛ける。御饅頭は好きだが、今日は風が語りかけないので買っていかない。Suicaではなく、券売機で切符を買って入場。高崎線は全線でSuicaが使えるが、切符を買うのは訳がある。さて、上り列車に乗って帰るのではなく、下り列車に乗る。次の籠原で乗り換えて、その次の駅で下車。
新1万円紙幣で話題の街へ
高崎線 普通 843M 熊谷(16:34)→籠原(16:40) モハE233-3210
高崎線 普通 1880E 籠原(16:42)→深谷(16:47) モハE231-3542
◆熊谷-深谷間の運賃240円 ※参考 IC運賃242円
Suicaを使うと乗車券を買うよりも2円高くなる区間である。カードで割引になるどころか、高くなるなんてどういう了見かと思う。それはさておき、深谷の駅を出る。
駅頭の様子!
そして、ふっかちゃん!
ABホテル 深谷 (埼玉県深谷市西島町)
駅前のホテルに投宿。
客室の様子!
近年、好んで利用するホテルチェーンである。埼玉県の他、群馬県、愛知県、岐阜県でも利用したが、最初に利用したのがこちらの深谷のホテルだった。
旧暦11月19日の月!
月を見ながら夕食に出掛ける。名物の葱や煮ぼうとうを食べられる店も考えていたが、面倒になり、ホテル近くのファミリーレストランに入る。
アサヒスーパードライ(494円)
ソーセージグリル(219円)
麦酒にソーセージは間違いない。
若鶏のグリル ガーリックソース(659円) ※クーポン利用
すかいらーくの頃から、ガーリックソースのチキンは好きである。
ライス(197円)
麦酒に合い、また白い飯にも合う。
グラスワイン(白)(109円)
葡萄酒も頼んでしまった。フッ。
ほうれん草ベーコン(219円)
野菜を追加。「バターはすべてをおいしくする」
ガスト 深谷店 (埼玉県深谷市西島町)
ごちそうさまでした。朝食でガストをよく利用するが、他の時間はメニューが多くていいな。さて、ホテルに帰る前に、駅前のファミリーマートに立ち寄り、おやつを買ってくる。
ロビーにはツリー
UCCブラック無糖(116円) パルム(141円)
ここまで令和元年12月15日撮影
アイスを食べて、就寝。
朝食朝食サービス ここから令和元年12月16日撮影
令和元年12月16日月曜日。深谷のホテルで目覚める。大浴場があるので、朝湯に入って来てもいいが、今朝は客室の風呂でシャワーを浴びて済ませる。1階の朝食会場へ。先日の横浜のホテルのように混雑していて席がないという事はない。ゆったりとして朝ごはんを食べる。生卵が置いてあるのがいい。
食後にコーヒー
ごちそうさまでした。
客室からの眺め!
今日も天気がいい。でも帰るだけである。
久しぶりのABホテルをチェックアウトする。機械にカードを返すだけで、フロント氏に声を掛ける事もなく味気ないが、実にお値打ちなホテルである。深谷のホテルに泊まったのは、以前も秩父鉄道に乗った時だった。
JR東日本 高崎線 深谷駅 (埼玉県深谷市西島町)
東京駅のレンガの駅舎に似せた深谷駅舎は修繕中。
渋澤翁の幟がはためく!
ATMでは千円札でおろすので、あまりお店で1万円札を使う事はない。銀行の入金とかの時に目にするくらいかな。さて、高崎線の上りで帰る。深谷からは座れなかったが、籠原で増結するので、人が移動して席が空いたので、大宮まで座って帰る事が出来た。
本年もご覧頂きありがとうございました。
どうぞよい年をお迎えください。
令和元年己亥十二月三十一日 於松戸 筆者