東海道・山陽新幹線 小倉駅 (北九州市小倉北区浅野)
はるばる九州まで来たのだから、ゆっくりしていきたいのだけれど、そうもいかない。明日は広島市民球場でナイター観戦の予定である。市民球場は今年が最後。残り試合も僅かとなり、購入できた切符は内野自由席である。まあ切符が買えただけいい。今日は岩国の家に帰る。新幹線への乗換口の自動改札機に乗車券、特急券(在来線と新幹線)の3枚を投入。在来線の特急券は回収される。まだ九州島内にいるが、JR九州からJR西日本の路線となる。売店で車内で飲むお酒とあてを買ってゆく。九州なので焼酎、辛子明太子は高いのでちくわにする。プラットフォームに上がると上りの〔こだま〕は出たばかりで、暫く待つ。新岩国には〔こだま〕しか停まらない。
新幹線〔ひかり480号〕 480A列車 [700系車両] (小倉)
※〔ひかりレールスター〕で運転。
この列車は小倉の次の新下関に停まると広島まで停まらない。〔ひかり〕が出た後に、団体さんがプラットフォームに上がってきた。〔こだま〕の後の〔のぞみ〕に乗るようだ。
新幹線〔こだま724号〕 724A列車 [0系車両] (小倉)
やって来た〔こだま724号〕は、夢の超特急(・○・)0系車両。11月末には営業運転が終了してしまう。(・○・)0系に乗るのも九州旅行の目的の一つ。旅の最後を飾るにふさわしい。
新幹線〔こだま724号〕 小倉(19:34)→新岩国(21:00) 25-7008
自由席に乗車!
麦焼酎にちくわ!
(・○・)0系で新関門トンネル(18,713m)を抜けるのも最後である。昭和50年(1975)開業。九州のつまみで焼酎をと思ったが、ちくわは山口県だった。山口県のちくわを食べているうちに、山口県に入って新下関に到着した。さっそく後続の〔のぞみ56号〕に抜かされる。〔こだま724号〕は広島行だが、広島以遠への客は〔のぞみ〕に乗るだろうから、この列車の客は山口県内で降りてしまうだろう。ガラガラの自由席で寛ぐ。同じ車両の客は各駅で降りてゆき、新岩国で降りる時には自分の他に一人がいただけだった。
東海道・山陽新幹線 新岩国駅 (山口県岩国市御庄)
新幹線〔こだま724号〕 724A列車 [0系車両] (新岩国)
乗車券はつづくが、九州の旅はこれで終わり。(・○・)0系には特に不満もなく快適だっただけに、その引退は惜しまれる。自動改札機に切符を投入すると、特急券は回収され、乗車券には途中下車と印字され戻ってきた。家に帰り飲み直していると、小倉で見送った〔富士〕〔はやぶさ〕がEF66に牽引されて山陽本線を走ってゆく音が聞こえた。 (おわり)
通過列車が帯にしか見えない!
いずれも平成20年9月21日撮影
【動画】 (・○・)0系新幹線〔こだま724号〕 (新岩国)
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