旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

松本城

2022-02-26 18:00:00 | みる

JR東日本 篠ノ井線 松本駅《お城口(東口)》 (長野県松本市深志)
アルピコ交通(松本電鉄) 上高地線 松本駅

大糸線の出発まで時間があるので途中下車。観光案内所で松本の地図を頂戴する。さて往路は鉄道を利用したが復路はバスを検討している。




アルピコ交通 松本バスターミナル (長野県松本市深志)

駅の近くにあるバスターミナル。バスの運賃と時刻を確認しに来た。その入り口には。


祝優勝V3・大関昇進 御嶽海久司関

当時は長野県はまだ無く信濃国、信州では寛政7年(1795)に大関に昇進した雷電爲右エ門以来の大関だそう。おめでとう。御嶽海関は木曽郡上松町出身。




JR東日本 特急〔(ワイドビュー)しなの5号〕 1005M列車 [383系A4編成]
(松本)

駅に戻り再入場。名古屋発長野行の特急列車が入ってきた。JR東海383系で運転。


長野方の先頭車両はパノラマグリーン車


長野に向け出発


名古屋方の最後尾はパノラマではない普通車

かつて特急〔(ワイドビュー)しなの〕は大阪-長野間の1往復があったが、平成28年に大阪発着する列車は廃止。今は定期列車は名古屋-長野間のみ。


アルピコ交通(松本電鉄) 3000形車両 (松本)

上高地線のプラットフォームに車両が止まっている。


アルピコ交通上高地線 代替輸送実施中

令和3年8月の大雨により田川橋梁(西松本-渚間)が被災。水害お見舞い申し上げます。現在、松本-渚間は運休し代行バスが走っている。渚-新島々間では列車は運行している。上高地へ行った時は手前の駐車場まで車で、その先はバスで向かったので上高地線には乗った事がない。上高地はよかった。今度は上高地線の列車とバスで行ってみたい。


プラットフォーム向かいに大糸線の列車が入る

このプラットフォームに閉店したそば店がある。大糸線や上高地線を利用する登山客が利用していたのだろうか。


JR東日本 大糸線 4327M列車 [E127系A11編成] (松本)


metro 大糸線で松本を出発symbol6

出発したかと思ったらすぐに到着した。速いのではなく駅間が0.7kmしかないのだ。


JR東日本 大糸線 4327M列車 [E127系A11編成] (北松本)


metro 大糸線で北松本に到着symbol6

大糸線 4327M 松本(11:20)→北松本(11:21) クハE126-111
◆新松戸-北松本間の運賃4,510円


JR東日本 大糸線 北松本駅 (長野県松本市白坂)
これまで令和4年2月15日撮影

左の島式プラットフォームが大糸線北松本駅。右側の線路は篠ノ井線。並走しているが篠ノ井線の駅はない。篠ノ井線の松本以北は明科-田沢間を除き単線で全線電化。大糸線は全線単線でJR東日本管内の松本-南小谷は電化、JR西日本管内の南小谷-糸魚川間は非電化である。南小谷-糸魚川間は廃止も視野に検討しているニュースがあった。以前は関西から白馬方面の〔シュプール号〕が北陸本線経由で大糸線に入ったものだが。平成13年に特急〔白鳥〕のラストランを糸魚川で見送った後、一度だけこの区間に乗った事がある。


乗車券 新松戸→北松本(4,510円) 令和4年2月14日撮影

乗車券は北松本まできっちり使用した。回収箱に入れて出場する。


駅頭の様子 これより令和4年2月15日撮影

駅舎の写真を撮り忘れた。これからお城へ行く。松本駅より北松本駅から歩く方が近いが、大糸線を待たずに松本から歩く方が早かった。切符のために大糸線に乗ったようなものだ。




国宝 松本城天守 (長野県松本市丸の内)



久しぶりに松本城にやってきた。やっぱり格好いい。









松本城を訪れるのはこれで三度目。一度は中に入ったが久しぶりにまた入ってみよう。


cat2 お城の猫?


松本城 黒門 二の門

それでは登城する。国宝松本城天守(本丸庭園内)観覧料は700円。


松本城 黒門 一の門

やや。門前には忍びの者の姿が見える。


松本市マスコットキャラクター「アルプちゃん」

かわいい忍者よのう。





やや。先程は門前に忍んでいたと思えば、いつの間にやら甲冑を着け抜刀して待ち構えている。剣呑剣呑。城の守りは固いな。


いざ天守へ

入り口で靴を脱ぎ、ビニール袋に入れて持ってゆく。天守内の展示品について写真は撮らなかったが鉄砲の展示の多さに驚く。内部の階段は急で各所に係の方がおられて、どこの段が特に急だとか注意を促している。おかげで転落などしなかった。足腰悪くなったらもう来られないな。そして冬に靴下で板の廊下を歩くのは冷たかった。前に来た時は冬ではなかったのだろう。


最上階へ

息を切らして登ってきた。最上階は床に畳を入れられる仕様になっている。では天守から東南西北の眺望を見てみよう。


東 EAST

太鼓門、松本市役所方面。


南 SOUTH

市街地方面。


西 WEST

北アルプスの山々が…見えなかった。


北 NORTH

北側に見えるのは。


国宝 旧開智学校校舎 (長野県松本市開智)

明治9年築の学校建築。一度訪れた事がある。令和元年に国宝に指定されたそう。今は休館中だがお城と併せて訪れたいところである。


月見櫓

タモさんがブラブラする番組で知った月見櫓。寛永11年(1634)に上洛した将軍徳川家光公が帰路に立ち寄るという事で、時の藩主松平直政公が前年より普請したものの都合により将軍の松本訪問は中止となったそう。




今夜は十五夜だが月が出るのはまだで、かつ曇っている…



天守から出てきた。出口は月見櫓の下か。


月見櫓外観

全国のお城の写真がパネル展示されているのを見て黒門より出る。岩国城のパネルもありました。コンクリだけどね。



お城の周りを一周してみる。




二の丸御殿跡

御殿は明治には筑摩県庁となっていたが明治9年6月に失火で焼失。同年8月に筑摩県のうち信濃国部分は長野県、飛騨国部分は岐阜県に合併。筑摩県は廃止された。


松本市役所 本庁舎 (長野県松本市丸の内)

太鼓門を出たところにある松本市役所。昭和34年竣工の庁舎。もっと新しい建物を想像したが年季が入っている。これから新庁舎に建て替えるのだそう。


再びお城の方へ戻る


太鼓門





一周して黒門に戻りこれでお城を後にする。




大名町通り

古地図では大名小路。


千歳橋より女鳥羽川を見る

橋の手前で道路がクランクになっていたのは大手門の枡形があったからか。


本町通りと伊勢町通りとの丁字路

南北に通る本町通りが善光寺道・北国西往還で、西に延びる伊勢町通りが野麦街道。善光寺道から野麦街道に入る。東京渋谷にあるような商業施設もある。野麦街道といえば『あゝ野麦峠』の名を思い出すが峠には向かわずに松本駅への横道にそれる。松本駅を見て松本バスターミナルに到着。7階が食堂階なのでエレベータで上がる。サイゼリヤに行こうかと思ったがお蕎麦屋さんがある。ここは信州。お蕎麦屋に入った。


日本酒(374円)

酒類の確認をしたら大丈夫だそう。太田さんの松本でお酒が飲めてよかった。燗酒にするべきだろうが、次のバスに乗れないかなと思い冷やにする。山菜をあてに一盞。実に旨い。


日替わりランチ(880円)

思いの外に充実した内容。バスは次の次にしよう。お蕎麦を食べてお酒を飲む。冷や酒が旨い。普通にお蕎麦を注文してもよかったがご飯も食べたかったのと値段を見て日替わりにした。フライも揚げたてでアツアツ。美味しくて結構なお昼でした。ごちそうさまでした。


信州砂場 (長野県松本市深志 アルピコプラザ7F)



食事を終えた頃にバスは出発。一時間後に出る次の新宿行のバスの切符を購入する。


乗車券 松本バスターミナル→バスタ新宿(3,900円)

鉄道だと松本-東京都区内間の運賃が4,070円で特急に乗ると更に特急料金2,550円もかかる。正規運賃・料金を紹介したがそれぞれサイトから購入すると安くなる。時刻表を見ると高速バス5928便が松本BT発14時20分でバスタ新宿着17時38分、鉄道は特急〔あずさ38号〕が松本発14時50分で新宿着17時23分。値段と所要時間を考えればバスもありだが道路事情により大幅に遅延する事もありうる。新宿着が夕方の予定だがどうなるか。


アルピコ交通(松本電鉄) 3000形車両 (松本)

バスの出発まで時間があるので松本駅の西口、アルプス口まで行ってみる。これは午前中にも見た止まったままの車両。


車止め



地図を見ると大雨で被災した田川橋梁は松本駅からも近いようだ。渚駅までの代行バスはここアルプス口を発着している。早期の復旧を願う。


アルピコ交通(松本電鉄) 上高地線/JR東日本 篠ノ井線 松本駅
《アルプス口(西口)》 (長野県松本市深志)


京王バス 新宿-松本線 5928便 (松本バスターミナル)

バスターミナルに戻ると新宿行は入っていた。運転士さんに切符を渡して乗車する。以前、新宿から松本まで利用した時も京王さんだったのでアルピコ交通さんのバスにも乗ってみたかったが、時刻表を見ると松本発13時20分以降は京王さんの担当となっている。定刻に松本BTを出発したバスは篠ノ井線・大糸線のガードを潜り国道143号・国道158号を長野自動車道松本ICへ向かう。奈良井川を渡る時に川が北に流れているのを見て分水嶺の日本海側にいることを認識する。奈良井川は梓川と合流すると犀川となり、長野市で千曲川と合流。新潟県に入ると信濃川と呼ばれ新潟市で日本海に注ぐ。バスは松本インター前停留所に停車。乗車あり。待合室と高速バス利用者の専用駐車場を備えている。松本ICより流入し岡谷方面へ。長野道神林BSに停車。乗車あり。鉄道駅と離れた場所で乗客を拾ってゆく。ここも停留所近くに駐車場あり。


塩尻北IC付近

奈良井川、篠ノ井線、国道19号を越える。泊まっていたホテルが見える。高速道路と国道のの近くだが防音はよく部屋は静かだった。


田畑には雪が残る(広丘野村BS-塩尻北IC)

街や道路に雪はなかったが残雪を見ると印象も変わる。長野道広丘野村BSに停車するも乗車なし。ここも駐車場有。塩尻ICを過ぎてみどり湖PAに入る。休憩ではなく中央道みどり湖BSに停車するため。乗車あり。ここも駐車場有。PAの駐車場とは別にである。松本BTからみどり湖BSまでは乗車専用。松本行は反対に降車専用だったが利用者は多かった記憶がある。塩嶺トンネルを抜けて分水嶺を越える。諏訪に降った雨は太平洋に注ぐ。長野道起点の岡谷JCTから中央自動車道へ入る。東京方面へ。


諏訪湖が見える (諏訪湖SA-岡谷JCT)

鉄道からよりもよく見える。今年は全面結氷した日もあるが、御神渡りはなかったとの記事を後日目にした。長野県より山梨県に入る。


秩父山地の山々? (韮崎IC-須玉IC)

双葉JCTで中部横断自動車道が分岐する。新東名高速道路新清水JCTまで開通している。


中央自動車道 双葉サービスエリア 上り (山梨県甲斐市龍地)

双葉SAで休憩。




武田信玄公開運座像

なんか凄い。


京王バス 新宿-松本線 5928便 (双葉SA)

休憩は一度だけ。新宿に向かう。笹子トンネル渋滞なし。大月JCTで富士吉田線が分岐。山梨県より神奈川県に入る。小仏トンネル渋滞なし。これらのトンネルに渋滞で苦しめられた記憶がよみがえる。神奈川県より東京都に入る。八王子JCTで圏央道に接続する。八王子TBを過ぎるが流れは順調。しかし交通量は多くなってきた。中央道日野BSに停車。降車あり。新宿までに降車出来るのは日野のみである。最寄り駅は多摩モノレール線甲州街道駅。多摩川を渡り競馬場を望む。外環道とのJCTの工事現場を通るが事故のせいで開通がいつかわからなくなった。高井戸ICより首都高速4号新宿線に入る。永福TBを通過。道路は混雑しているが止まるほどではないが流れが悪くなっている。初台で流出し国道20号甲州街道を進む。新宿駅を見てバスタ新宿に入る。渋滞による遅れもなく無事に到着した。

京王バス 5928便 松本BT(14:20)→バスタ新宿(17:38) 51005 運賃3,900円


ピントが合ってない…


bus 高速バスでバスタ新宿に到着symbol6




新宿の空に旧暦一月十五日の月

十五夜だが満月ではないのだそう。旧暦の小正月。平溪では元宵節であまたの天燈が夜空に放たれるのだろう。 (おわり)

特急〔あずさ〕

2022-02-21 08:00:00 | 鉄道

JR東日本 特急〔あずさ21号〕 21M列車 [E353系S109編成] (新宿)

令和4年2月14日月曜日。12時ちょうどのあずさ21号で旅立ちます。




E353系普通車の様子


E353系普通車の座席

窓口で窓側の希望で切符を買ったが、毎回窓枠が目に入る席になってしまう。えきねっとチケットレスサービスを使うつもりだったがIDとパスワードを失念し出発までもう時間がなかったので駅で買った。窓口を廃止してしまう駅が多い中で窓口があるのだから利用しない手はない。〔あずさ〕の車内は〔ひたち〕〔ときわ〕同様に座席上方のランプで指定席発売済、空席か案内される。ある乗客が赤色点灯の空席に座った。車内で車掌から割高な特急券を買うのかなと思ったら暫くして緑色点灯の指定席発売済に変わっていた。車内の空席を実際に見てスマートフォンから購入したのだろう。えきねっとチケットレスサービスでは列車出発時刻まで申し込める。


metro 特急〔あずさ〕で新宿を出発symbol6


崎陽軒 シウマイ弁当(860円) 横濱月餅 黒ごま(130円)
セブンプレミアム 岩手県軽米町 中里さんのホップ 350ml(217円)
セブンプレミアム 一(はじめ)緑茶宇治茶入り 600ml(100円)

新宿駅では小田急百貨店でシウマイ弁当を購入出来る。


いただきます♪

やはりお弁当は地下鉄より明るいところで食べたほうが美味しい。


多摩川を渡る (立川-日野)

東京都より神奈川県に…まだ入らない。運転本数の多い区間だからか特急列車はあまり速く走らない。各駅ではプラットフォームを延長している。中央本線の快速列車にも普通列車グリーン車を連結するのだそう。


特急券 新宿→上諏訪(2,240円)

えきねっとチケットレスサービスなら100円引きで更にポイントも貰えたろうに。紙の切符を目にする事が出来てよかったけど。


乗車券 新松戸→北松本(4,510円)

篠ノ井線の松本へ行くのだが乗車券は大糸線の北松本まで買ってある。松本までだと東京近郊区間内相互発着となり当日限り有効下車前途無効で途中下車出来ない。松本まで東京近郊という表現には首をかしげる。東京近郊区間は関東地方(1都6県)の他に福島県・静岡県・山梨県・長野県まで及んでいる。さておき北松本は東京近郊区間外なので営業キロ通りの有効期間3日となり途中下車も出来る。さっそく新宿で途中下車して百貨店の地下でお弁当を買っている。立川、八王子と停車して次は甲府まで止まらない。線路は山間に入り東京都から神奈川県を経て山梨県に入る。


桂川を渡る (鳥沢-猿橋)

山梨県では桂川、下流の神奈川県に入ると相模川と呼ばれる。列車の本数も少ない区間となり特急列車は快走している。


中央本線、国道20号甲州街道、中央自動車道が集まる (初狩-笹子)

山間の狭いところをこれらの路線が通る様がいい。


八ヶ岳を望む (小淵沢-信濃境)

甲府を出ると茅野まで止まらない。山梨県より長野県に入る。


立場川を渡る (信濃境-富士見)

旧線の橋梁が見える。


JR東日本 特急〔あずさ21号〕 21M列車 [E353系S109編成] (上諏訪)

茅野を出て普門寺(信)より線路は複線から単線に変わる。そして次駅の上諏訪に停車する。


metro 特急〔あずさ〕で上諏訪に到着symbol6

特急〔あずさ21号〕 21M 新宿(12:00)→上諏訪(14:08) サハE353-9 特急料金2,240円

上諏訪で下車したのは次の停車駅が終着の松本だったから。普通列車に乗り換えるためである。今日はまだ松本まで行かない。


改札口と出札口

途中下車出来るので途中下車する。特急と普通列車は24分の待ち時間。東京近郊区間内相互発着の乗車券やSuicaでは途中下車出来ない事になっている。改札氏に言えば待合室や売店には行かせてもらえそうだが。知らんけど。


JR東日本 中央本線 上諏訪駅 (長野県諏訪市諏訪)


駅頭の様子


駅の向かいには放送大学が!

時々番組を見ていたけど地上波での放送は終了してしまった。




プラットフォームには…


yu 足湯

露天風呂があったが足湯に変わっていた。


 上諏訪温泉(柳並源泉) 源泉54.2度
 霧ケ峰を源泉としたおいしいお水



足湯には入らないが蛇口から出るお湯で手を洗う。ちと熱い。


名古屋方を望む

岡谷まで単線となっている。


東京方を望む

茅野との間にある普門寺(信)まで単線。


列車がやってきた


JR東日本 中央本線 普通 1541M列車 [211系N306編成] (上諏訪)


metro 中央本線で上諏訪を出発symbol6


諏訪湖を望む (上諏訪-下諏訪)

湖のそばを走る訳ではなく、あまりよく見えない。




高架線より諏訪湖を望む (下諏訪-岡谷)

岡谷から複線となる。みどり湖経由の塩嶺トンネルを列車は行く。辰野経由の旧線は単線。


JR東日本 篠ノ井線 普通 1541M列車 [211系N306編成] (塩尻)

塩尻で9分間停車。列車はこの先、中央本線より篠ノ井線に直通する。


JR東海 特急〔(ワイドビュー)しなの13号〕 1013M列車 [383系] (塩尻)

名古屋発長野行の特急列車が到着。この列車も篠ノ井線に直通。特急が普通列車より先に出発する。ちなみに中央本線の東京-塩尻間はJR東日本管内で、塩尻-名古屋間はJR東海管内。篠ノ井線はJR東日本管内であり特急〔しなの〕は両社の路線を直通している。


JR東日本 篠ノ井線 普通 1541M列車 [211系N306編成] (村井)

塩尻から二駅。今日の目的地村井で途中下車する。


metro 篠ノ井線で村井に到着symbol6

中央本線 普通 1541M 上諏訪(14:32)→村井(15:09) クモハ221-3001
※村井-塩尻間は篠ノ井線。


JR東日本 篠ノ井線 村井駅 (長野県松本市村井町南)

プレハブの仮駅舎だった。出札口、待合室あり。ただし休止時間で出札口は閉まっていた。


駅頭の様子



正面に大正期に建てられた旧駅舎があったそう。最近まであったようだが利用する事はなかった。新たに橋上駅を建設中である。




おやめになった元の商店脇には懐かしいベンチが




北国脇往還・丹波島宿方を望む

中山道と北国街道を結ぶ街道が通っている。北へ行けば松本宿、丹波島宿から北国街道を行けば善光寺宿に至る。


洗馬宿方を望む

南へ行けば洗馬宿で中山道に接続する。今日の宿を予約するまで村井駅の名前くらいしか知らなかったが、来てみて村井宿という宿場町があった事を知る。


ABホテル塩尻 (長野県塩尻市広丘吉田)

道路に雪はなく乾いているが歩道には雪の残る個所もある。


客室の様子

衛星波は見られるが動画サイトは見られなかった。大画面で見たいのがあったのに。ホテルには大浴場があり入ってくる。普段は湯船につからないので気持ちがいい。


旧暦一月十四日の月

日も暮れて夕食に出掛ける。日中はそれほどでもなかったが夜になると寒い。一部歩道に残る雪を踏みしめお目当てのお店に到着。


山賊揚げ定食(770円)

山賊焼きは山賊揚げとも呼ばれるそうで同じ料理と認識するか。山口県の山賊焼とは別の料理である。信州のものは焼くのではなく揚げているのでまさに山賊揚げである。アツアツの鶏肉が旨い。これで麦酒があればと思うが、このご時世でお酒は提供していないそう。このお店は有名なドライブインなのだそうで壁一面にメニューがビッシリと貼ってある。山賊揚げと何品か注文してお酒をいただくつもりだったのだが願いは叶わず。店内にはボトルキープの瓶が並んでいるから信州の左党の方々はお嘆きだろう。県内どこの飲食店も酒類提供を止めているのではないとの事。お店の方とお客さんとのやり取りを聞いていると愛されているお店なのだなと思う。お勘定の時にチョコレートをいただく。ごちそうさまでした。


食堂SS広丘店 (長野県塩尻市広丘吉田)
これまで令和4年2月14日撮影



また訪れて今度はお酒が飲みたい。塩尻北IC付近の国道19号沿いにあり、車で来て立ち寄り中華そばとか豊富なメニューから食べたいが、それだとやっぱりお酒は飲めない。ファミリーマートで麦酒とおつまみを買ってホテルに戻る。冬季五輪などを見て就寝。


cloud 今日の天気 これより令和4年2月15日撮影

令和4年2月15日火曜日。塩尻のホテルで起床する。


ホテル通路より窓外を望む

東側は朝日で逆光。


西側は眼下に国道19号を望む


無料朝食サービス

無料だがなかなか充実している。納豆に生卵あり。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

コーヒーカップにコーヒー皿あり。ちみなに牛乳を置いてあるところではコーヒーフレッシュの類ではなく牛乳を入れる。ごちそうさまでした。


快適なホテルをチェックアウトする

チェックアウト時間は午前10時だがポイントカードがあると無料でチェックアウト時間を延長出来る。列車の時間の都合で延長していたが1本前の列車に乗る事にして結局午前10時頃チェックアウトする。




JR東日本 篠ノ井線 村井駅 (長野県松本市村井町南)

ホテルがあるのは塩尻市で村井駅は松本市。知らずに市境を越えていた。途中下車していた乗車券で自動改札を入場。窓口は開いていた。途中下車出来ないと村井から乗車券を買い直す破目になっていた。


貨物列車が通過

貨物はゆっくりだが特急は高速で通過する。


JR東日本 篠ノ井線 普通 1827M列車 [313系B514編成] (村井)

中津川発松本行。いわゆる中央西線(塩尻-名古屋間)からやってくる列車なので、もしかしたらと思ったらJR東海の313系だった。


metro 篠ノ井線で村井を出発symbol6

313系は転換式クロスシートだった。中央本線の木曽谷を普通列車で旅したい。


JR東日本 篠ノ井線 普通 1827M列車 [313系B514編成] (松本)

終着の松本に到着した。


metro 篠ノ井線で松本に到着symbol6

篠ノ井線 普通 1827M 村井(10:25)→松本(10:33) クハ312-1322


JR東日本 特急〔あずさ5号〕 5M列車 [E353系] (松本)

新宿を8時ちょうどのあずさ5号。今は特急〔あずさ2号〕は存在しないのか。〔あずさ5号〕は大糸線に直通し南小谷が終着。さて松本に到着したが乗車券の区間は残っている。この先は使わないで放棄するという手もあるが最後まで使っていこう。ホテルのチェックアウト時間を延長したのは松本を出発する大糸線に合わせたからだが、JR東海の車両が来るのではないかと思い早くチェックアウトした。松本で待ち時間が出来たので最後の途中下車をしてみる。 (つづく)

普通列車グリーン車

2022-02-17 09:00:00 | 鉄道

JR東海 東海道本線 三島駅《南口》 (静岡県三島市一番町)




ホテル・アルファ-ワン三島 (静岡県三島市一番町)

さっそく今日の宿へ。


客室の様子


tv お相撲をテレビ観戦

横綱土俵入に間に合った。今日は千秋楽なので30分くらい進行が早い。


これより三役kirakira2


千秋楽の結びの触れ


横綱照ノ富士関に関脇御嶽海関

御嶽海関が星一つ抜け出している。横綱が勝てば三敗に三人が並び、優勝決定戦が巴戦となる。巴戦といえば平成六年三月場所。新幹線下り列車の車内でラジオ放送の再送信でお相撲を聞いていたのだが、当時このサービスは東京-新大阪間のみ。さあ巴戦というところで新大阪を出発。再送信は終了してしまい大阪第一放送(JOBK)を直接受信したのだが、列車が六甲トンネルに入ると次第にラジオは聞こえなくなった。結局誰が優勝したか記憶がない。確認したら横綱曙関だった。まさに「春はあけぼの」。


横綱が勝って巴戦?御嶽海関が本割で優勝を決めるのか?


寄り切りで御嶽海の勝ち

三度目の幕内最高優勝を果たした。


御嶽海関、優勝おめでとう


母マルガリータさんも国技館で観戦されていた


優勝力士インタビュー

このご時世でアナウンサーとの距離をとってある。



この後、1月26日には御嶽海関の大関昇進が決定。出羽海部屋に使者を迎えた。


特別企画乗車券「休日乗り放題きっぷ」(2,720円)

夕食に出掛ける。「休日乗り放題きっぷ」は今日一日使えるから沼津に行ってみる。待っていたら編成の長い列車が入ってきた。数少ない東京方面から乗り換えなしの列車。グリーン車も連結しているが一駅だけなので利用しない。普通車のボックス席を利用する。


JR東海 東海道本線 普通 327M列車 [E233系E-06編成] (沼津)
※高崎-熱海間は1891E列車。大宮-高崎間は高崎線。東京-大宮間は東北本線。



国鉄が分割民営化したばかりの頃は東京-熱海間の普通列車とか走っていたのに、今は熱海で乗り換えなしの列車は少なくなってしまった。


metro 東海道本線で沼津に到着symbol6

東海道本線 普通 327M 三島(18:34)→沼津(18:39) クハE233-3006
◆特別企画乗車券「休日乗り放題きっぷ」を利用 ※参考 運賃190円




beer キリン一番搾り ジョッキ(400円)

沼津駅前のサイゼリヤを利用。いつもは葡萄酒だが今日は麦酒を飲む。旨い。注文した料理の紹介はいつも通りなので割愛。ごちそうさまでした。帰りはロングシートで三島に戻る。

東海道本線 普通 458M 沼津(19:32)→三島(19:37) モハ210-5065
◆特別企画乗車券「休日乗り放題きっぷ」を利用 ※参考 運賃190円


pc 動画サイトでゴロウさんのドラマを見る

このホテルでは衛星波が見られたと思うが今日は映らない。動画サイトは見られるのでそちらで今日放送されたドラマを見る。放送後一週間程度動画は公開されているようで実にありがたい。なおこのシリーズは地上波では昨年放送されたものである。


大将もお客も凄い面子のお店だ!


pc ご夫婦でやっておられる旅行のチャンネルを見る


これまで令和4年1月23日撮影

テレビ番組とはまた違ってなかなか面白い。適当なところで就寝。


和洋バイキング(前売券950円) これより令和4年1月24日撮影

令和4年1月24日月曜日。三島のホテルで起床する。一階の朝食会場へ。無料の朝食もいいが別料金を払って広々とした食堂で品数の多い料理を選んでいくのがいい。わさび漬けがあるのが嬉しい。今回しらすはなかったな。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

コーヒー皿まであるのがいい。美味しかった。ごちそうさまでした。





土曜休日宿泊のお楽しみ、抽選会で飴ちゃん貰ってチェックアウトする。駅に着くと切符を買い入場する。新幹線なら東京まで乗り換えなしだが在来線の切符しか買っていない。


metro 東海道本線で三島を出発symbol6

熱海行に乗車。函南を過ぎ長大な丹那隧道を抜ける。相模湾を見て終着駅に到着。


JR東海 東海道本線 普通 918M列車 [211系SS11編成] (熱海)


metro 東海道本線で熱海に到着symbol6


JR東日本 特急〔踊り子3号〕 4023M列車 [E257系] (熱海)
※東京-熱海間は特急〔踊り子3号〕3023M列車に併結。

この列車なら東京から乗り換えなしで三島に行ける。そして駿豆線に乗り入れて修善寺に至る。この上りがあればちょうどよかったが時間が合わなかった。新幹線なら三島から東京行が日中は〔ひかり〕が2時間に1本、〔こだま〕が1時間に2本ある。在来線は一度目の乗り換えで熱海発古河行に乗る。


JR東日本 東海道本線 普通 1586E列車 [E231系] (熱海)

新幹線には乗らないが普通列車グリーン車に乗る。切符は三島で買ってある。新幹線は今年になって〔のぞみ〕で東京-広島間とたっぷり乗っている。


E231系グリーン車の様子


車窓には相模湾 (早川-根府川)



東海道本線の車窓ではこの辺りが一番好き。新幹線ではここまで近く海は見られない。さて品川で常磐線に乗り換えるのだが、今乗っている列車が品川12時19分着で、常磐線土浦行が品川12時17分発で接続しない。品川まで乗り入れる常磐線の列車は多くないから接続が悪い。上野まで行って上野発の常磐線に乗り換えようかと思案していた。小田原に到着。プラットフォーム向かいに停車中の小田原発高崎行の特別快速が先に出発するという。急いで二度目の乗り換えをするが忘れ物をしていて前の列車に取りに戻る。停車時間が少し長くてよかった。


E231系グリーン車の様子

特別快速に乗れば2分差で品川で乗り継げない常磐線に乗れるのではないか。しかしこの特別快速は品川は経由しない新宿経由の列車「湘南新宿ライン」である。どこかで品川経由の列車「上野東京ライン」か「横須賀線」に乗り換えが必要。乗務員(グリーンアテンダント)から車内改札を受ける。どこで乗り換えるか相談。横浜は「湘南新宿ライン」と「上野東京ライン」でプラットフォームが異なり階段の上り下りが発生するから同一プラットフォームで乗り換えられる戸塚でという事にする。車内販売の缶コーヒー(150円)を買って暫し寛ぐ。大船でも同一プラットフォームで乗り換え出来る。この後乗る列車を追い越して大船を出発。列車は横須賀線に直通する列車の走る線路に入る。東戸塚・保土ケ谷のプラットフォームがある方。


metro 戸塚で新宿経由から東京経由に乗り換えsymbol6

戸塚11時41分発の小田原発高崎行に乗車。三度目の乗り換え。こちら東海道本線は東戸塚・保土ケ谷にプラットフォームはない。横浜・川崎を経て当初は諦めていた常磐線の出発前に品川に到着した。


JR東日本 常磐線 普通 1173M列車 [E531系] (品川)


E531系グリーン車の様子

四度目の乗り換え。そして四個目のグリーン車。普通列車用グリーン券は熱海-松戸間で購入しているが、こんなに何度も乗り換えて大丈夫なのか。規則を見てみよう。

旅客営業規則第58条第4項より
「第1項本文の規定にかかわらず、旅客が第130条第1項第2号ハに規定する区間内相互間を運転する2 個以上の普通列車の自由席特別車両に途中出場しないで乗り継いで乗車する場合、1 個の普通列車とみなして1枚の自由席特別車両券(B)を発売する。(以下略)」

特別車両はグリーン車の事。2個以上の普通列車を1個の普通列車とみなすから、4個の普通列車の自由席特別車両を乗り継いでも問題あるまい。


metro 常磐線で品川を出発symbol6

乗り換えが目的ではなかったが、結果的に一日に4個列車のグリーン車に乗る事となった。
(おわり)

東海道本線 普通 918M 三島(10:09)→熱海(10:23) モハ210-5056
東海道本線 普通 1586E 熱海(10:37)→小田原(11:00) サロE231-1016
東海道本線 特別快速 4824Y 小田原(11:04)→戸塚(11:38) サロE230-1026
東海道本線 普通 1862E 戸塚(11:41)→品川(12:09) サロE232-3010
常磐線 普通 1173M 品川(12:17)→松戸(12:53) サロE530-23
◆熱海-松戸間のグリーン料金1,000円
※東京-品川間は東海道本線。東京-日暮里間は東北本線。
常磐線 普通 1213K 松戸(12:59)→新松戸(13:06) 東京地下鉄16023
◆三島-金町間の運賃2,310円 金町-新松戸間の運賃170円
※参考 三島-新松戸間の運賃2,640円


天竜浜名湖線

2022-02-12 12:00:00 | 鉄道

天竜浜名湖鉄道 天竜浜名湖線 掛川駅 (静岡県掛川市南西郷)

掛川から天竜浜名湖線に乗る。天浜線の略称がある。何だか天浜線と聞くと天北線(音威子府-南稚内)かと思ってしまう。もう天北線はないし廃止前に乗る事も出来なかった。閑話休題。昭和15年全通の二俣線は昭和62年3月14日に日本国有鉄道より第三セクターの天竜浜名湖鉄道へ移管された。それが天竜浜名湖線である。出札口で尋ねたところ普通乗車券は券売機でという事で軟券の切符を手にする。自動改札があるがこれはJR線用で、天竜浜名湖線は改札氏から切符に入鋏のハンコをもらって入場する。


天竜浜名湖鉄道 天竜浜名湖線 普通 121列車 [TH2100形] (掛川)

すでに出発を待っている。


車止め


天竜浜名湖鉄道 天竜浜名湖線 普通 118列車 [TH2100形] (掛川)

掛川止まりの上り列車が到着する。掛川の天竜浜名湖線は1面2線。





掛川発新所原行の気動車(ディーゼルカー)に乗車。天竜浜名湖線は全線単線非電化。


TH2100形の座席

ボックス席と窓を背にしたロングシートのあるセミクロスシート。ボックス席は車窓を楽しむのに都合がよい。終点まで相席となる事はなかった。


乗車券 掛川→新所原(1,470円)


metro 天竜浜名湖線で掛川を出発symbol6


item4 車窓には茶畑(遠江一宮-敷地)


新東名高速道路と交差

新東名は高速バスで何度か通っているが自分で運転して走った事はない。天竜浜名湖線は遠州森駅を通ってきたが、新東名には遠州森町PAがあり高速バスに乗った時に休憩で停車した。遠州森というと森の石松の印象。


天竜浜名湖鉄道の本社のある天竜二俣に到着

古き良き昭和の国鉄駅といった印象の駅構内。乗客の多くがここで下車した。この列車と関係なく多くの人が駅にいる。そして駅名標には「だいさんむら」とある。後日調べたらアニメ映画にちなみ期間限定で「第3村」の表記となっているのだそう。人が多いのはそのためか。


天竜川を渡る (二俣本町-西鹿島)


西鹿島は遠州鉄道との乗換駅

遠州鉄道の鉄道線は新浜松-西鹿島間の路線。新浜松駅は東海道本線・新幹線浜松駅との乗換駅。天竜浜名湖線は単線非電化だが遠州鉄道の方は単線電化で電車が走っている。


ピントがボケ過ぎ…

せっかく電車が走っていたのによくわからない。遠州鉄道はまだ乗った事がない。ところで天竜浜名湖線の列車はワンマン運転。掛川など大きな駅を除き無人駅では運転士横の運賃箱に切符・整理券・運賃を入れて前の扉から降車する事になっている。しかし勝手を知らないのか切符も運賃も出さずに後ろの扉から降りてしまうお客が多い。そのたびに運転士さんが列車から降りて回収しており大変である。


浜名湖が見える (気賀-西気賀)

これまで内陸の単調な車窓が続いていたが、浜名湖が見える事で一変する。天皇陛下が小学生の頃に夏休みを御一家で過ごされていたのがこのあたり。平成から令和になる頃に放送されたテレビ番組で知った。




mikan みかんの木が… (西気賀-寸座)

東海道本線・新幹線や高速道路は何度も通っているが、ここを鉄道で通るのは初めてなので車窓が実に新鮮である。


浜名湖側には高速道路の橋梁 (浜名湖佐久米)

天竜浜名湖線は初めてだが東名でここを何度も通っていたのだ。近くに浜名湖SAもある。


多くの鳥が飛び交う



ここはユリカモメが飛来する駅なのだそう。何かのテレビ番組で見た事がある。


ユリカモメ?

鳥の種類に詳しくないが、ゴムタイヤで走る新交通システムではないようだ。


東名と交差して浜名湖岸へ (浜名湖佐久米-東都筑)


湾になっており猪鼻湖という名がある (都筑-三ヶ日)



浜名湖はなかなか複雑である。


天竜浜名湖鉄道 天竜浜名湖線 普通 121列車 [TH2100形] (三ヶ日)

上り列車との交換待ちをする間にプラットフォームに降りてみる。



三ヶ日といえばみかんだが、JRバス関東西日本JRバスの東京-大阪間の高速バスで運転士さんが交代していた場所として記憶している。深夜、ドリーム号が東名の三ヶ日ICで流出して運転士交代後にまた三ヶ日ICから流入していた。新東名が開通しても交代場所が三ヶ日だったからか東名経由で運行していたが、今は新東名経由となり交代場所も愛知県の新城に変更されたそう。確かめてみたいが夜行バスは辛いな。


metro 天竜浜名湖線で三ヶ日を出発symbol6


東海道本線が近づく (アスモ前-新所原)

岩徳線と山陽本線が近づく櫛ヶ浜付近を思わせる。




天竜浜名湖鉄道 天竜浜名湖線 普通 121列車 [TH2100形] (新所原)

掛川から2時間余り。初めて乗った天竜浜名湖線の乗りつぶしを終える。二俣線(現天竜浜名湖線)は有事に備えて東海道本線の迂回路として建設されたそうだが線形は東海道本線ほどではなく勾配も感じた。遠州鉄道と合わせて浜名湖沿いの区間はまた乗ってみたい。

天竜浜名湖線 普通 121レ 掛川(9:59)→新所原(12:03) TH2114 運賃1,470円


天竜浜名湖鉄道 天竜浜名湖線 新所原駅 (静岡県湖西市新所原)

鰻のいい匂いがしている。うなぎ弁当を販売している。以前、東京から新幹線〔ひかり〕に乗ると「車内で調整しましたうなぎ弁当(ごはん?)」と食堂車から放送があった。食堂車で白飯に温めた蒲焼をのせた弁当を売り子さんが車内販売したのだろう。結局買う事はなくその頃も贅沢品だったが昨今の鰻の価格の何と高い事。鰻が減っていて仕方のない事だがとても手が出ない。




JR東海 東海道本線 新所原駅《北口》 (静岡県湖西市新所原)

天竜浜名湖線と東海道本線の駅舎は分かれている。もとは同じ国鉄駅だったのに。


駅頭の様子


愛知県との県境はすぐ近く




東京方を望む


改札口と出札口

出札口を廃止しているような会社もあるが新所原に出札はあった。ただし営業時間内に一部閉鎖する時間帯があり、ちょうどお昼休みだろうか閉まっている。隣の二川を利用した時にやはり閉鎖時間に当たった事がある。自動券売機があるので近距離の切符は買えるが欲しい特別企画乗車券は買えない。何となくそんな気がしたので特別企画乗車券は掛川で買っておいたのだ。


特別企画乗車券「休日乗り放題きっぷ」(2,720円)
これまで令和4年1月23日撮影

以前に使った時は長い120mm券で有人改札からの出入場だったが、85mm券に変わり自動改札を通れるようになった。


特別企画乗車券「休日乗り放題きっぷ」(2,600円) 平成25年2月撮影

こちらが以前使った120mm券。


天竜浜名湖鉄道の駅を望む これより令和4年1月23日撮影

新所原の天竜浜名湖線は1面1線。


天竜浜名湖鉄道 天竜浜名湖線 普通 130列車 [TH2100形] (新所原)

さっき乗っていた車両が折り返し掛川行となる。


車止め

1線だけ東海道本線とつながる線路がある。国鉄二俣線時代は東海道本線豊橋まで乗り入れていたが、天竜浜名湖鉄道に移管されて直通運転は行われていないのだそう。


構内を川が流れる

川が県境なのかと思ったがそうではない。以前はプラットフォームに静岡県と愛知県との県境を示す表示があったと記憶するが、今見てみるに見当たらない。


神戸方を望む

プラットフォームの少し先あたりが静岡県と愛知県との県境。愛知県を目前にして愛知県には行かない。特別企画乗車券「休日乗り放題きっぷ」が豊橋まで通用するので、昼食に豊橋のカレーうどんを食べる事も考えたが先を急がねばならない。


正面に立岩が見える

新幹線や東海道本線で立岩が見えると愛知県に入ったなと思う。印象的な岩である。さて途切れた高架線が見えるが二俣線の列車が東海道本線の上を跨いで下り線に入るためのものだった。倉敷の山陽本線と伯備線、海田市の山陽本線と呉線を思わせる。三セク化で直通運転が無くなったのは前述の通りで東海道本線の上の部分は撤去されている。


浜松行の列車がやってきた


JR東海 東海道本線 普通 946M列車 [311系G14編成] (新所原)




311系車内の様子


311系の座席

転換式クロスシート。素晴らしい。


metro 東海道本線で新所原を出発symbol6


また浜名湖に近づく (鷲津-新所原)

天竜浜名湖線は浜名湖の北を回ったが、東海道本線は南へ。


浜名湖に浮かぶ弁天島を経由する (弁天島-新居町)


新幹線も側を通る



鉄道や国道は橋梁で弁天島を経由するが、江戸期の東海道は舞阪宿と新居宿の間は今切の渡しを船で渡った。かつて浜名湖は淡水湖だったが明応7年(1498)の地震と津波で海と湖がつながり汽水湖となっている。


JR東海 東海道本線 普通 796M列車 [313系N9編成] (浜松)

うどんかそばでも食べたいが列車の接続がいいので静岡行で先に進む。ここからは窓を背にしたロングシート(ベンチシート)。今朝出発した掛川を再び通る。天竜浜名湖線で掛川-新所原は2時間4分かかったが、東海道本線だと新所原から59分で来ている。運賃も天竜浜名湖線が1,470円で東海道本線は990円である。今日は天竜浜名湖線全線を乗り通すだけだったが今度は途中駅で降りてみたい。


大井川を渡る (島田-金谷)


metro 島田で熱海行に乗り換えsymbol6

静岡県では下りは興津、上りは島田始発が多い気がする。


JR東海 東海道本線 普通 796M列車 [313系T9編成] (島田)


大きなおむすび(170円) 伊藤園 健康ミネラル麦茶650ml(140円)

駅に立ち食いそばの類はないがキヨスクがあったのでお茶とおむすびを買ってきた。ロングシートの車内だが島田始発で空いているので急いでおむすびを食べてしまう。興津乗り換えでは駅にキヨスクはない。


JR東海 東海道本線 普通 796M列車 [313系+211系] (三島)

このまま帰ってしまわずに今日は三島で降りる。 (つづく)


metro 東海道本線で三島に到着symbol6

東海道本線 普通 946M 新所原(12:17)→浜松(12:41) クハ310-14
東海道本線 普通 796M 浜松(12:51)→島田(13:35) クモハ313-2609
東海道本線 普通 436M 島田(13:44)→三島(15:18) クハ312-2318
◆特別企画乗車券「休日乗り放題きっぷ」2,720円 ※参考 新所原-三島間の運賃3,080円

特急〔メトロはこね〕

2022-02-09 09:00:00 | 鉄道

小田急60000形MSEの車内の様子

令和4年1月22日土曜日。ロマンスカーで出掛けてきた。始発駅ではゆっくり写真を撮る事も出来なかったので車内の写真から紹介する。


小田急60000形MSEの座席

始発駅は地下駅である。


特別急行券 北千住→小田原(1,120円)

ロマンスカーに新宿からではなく北千住から乗ってみた。北千住-代々木上原間は千代田線を経由する北千住発箱根湯本行特急〔メトロはこね93号〕。東京地下鉄(メトロ)発行の特急券だ。どこで売っているのかと思い定期券売り場で聞いてみたらプラットフォーム上に券売機があるそう。窓側・通路側の希望も出来る。


崎陽軒 シウマイ弁当(860円) サッポロ生ビール黒ラベル350ml缶(234円)

お弁当と麦酒を買ってきた。


いただきます♪

ロマンスカーは北千住を出ると大手町、霞ケ関、表参道に停車し他の駅は通過する。先行する列車を追い抜く訳ではないのでゆっくり走る。そんな地下鉄線内でお弁当を食べ麦酒を飲む。いつものシウマイ弁当で美味しいのだが暗い車窓では気分が出ない。食べるのは地上に出てからのほうがよい。地上に出て代々木上原に運転停車。乗客の乗り降りは出来ないが東京地下鉄と小田急の乗務員さんが交代する。代々木上原を出ると成城学園前に停車する。地下鉄線内より小田急線内のほうが乗る人は多いかな。多摩川を渡り東京都より神奈川県へ。都県境が複雑なところを通り、東京都町田市から神奈川県相模原市に入り相模大野に停車。北千住から併結していた特急〔メトロえのしま93号〕片瀬江ノ島行と分割する。相模大野を出ると次は小田原。箱根登山鉄道に直通して箱根湯本まで行くけど小田原で下車する。


小田急電鉄 特急〔メトロはこね93号〕 493列車 [60000形MSE] (小田原)

特急〔メトロはこね93号〕 493レ 北千住(10:37)→小田原(12:21) 小田急60254
◆IC運賃1,080円 特急料金1,120円



小田原で東海道本線熱海行に乗り換える。乗り換え時間は5分だが問題なく乗り換えられた。東海道本線の切符は予め買ってある。今日はSuicaエリア外まで行くので紙の切符が必要。


JR東日本 東海道本線 普通 1859E列車 [E231系K-02編成] (根府川)

結局東海道本線に乗るのなら、北千住10時49分発の特別快速からの乗り換えでこの熱海行に間に合うし、800円でグリーン車も利用出来たが、実は地下鉄線内でお弁当を食べ麦酒を飲む事が目的だったので今回は小田急線経由でいいのだ。そしてお弁当は地下よりも地上を走っている時に食べるべし。小田原を出て二つ目の根府川に到着。待避線に入るので特急の通過待ちかと思えば何も来ない。特急〔踊り子11号〕のスジがあるけど今日は運転日ではなかった。プラットフォームに出てみると1月だがそれほど寒くもなく気持ちがいい。神奈川県より静岡県に入る。昨年、盛り土崩落で甚大な被害が発生した集落を列車は通る。とても見る事は出来ず車内でうつむいて現場を通り過ぎる。熱海で沼津行に乗り換える。東京方面から東海道本線のSuicaエリアはここまでで熱海以西はTOICAエリアとなる。この二つのエリアをまたがる交通系ICカードの利用は出来ない。IC定期券は定期券区間内の利用に限りまたがって乗車出来る。


fuji 車窓には富士山(3,776m) (函南-三島)


JR東海 東海道本線 普通 1455M列車 [211系SS7編成] (沼津)

沼津で浜松行に乗り換える。


乗車券 小田原→掛川(2,640円)

切符は二日間有効で途中下車も出来る。


JR東海 東海道本線 普通 959M列車 [211系+313系] (掛川)

掛川で下車する。沼津からの211系3両に静岡で313系2両を増結していた。


metro 東海道本線で掛川に到着symbol6

東海道本線 普通 1859E 小田原(12:26)→熱海(12:54) モハE230-3543
東海道本線 普通 1455M 熱海(12:56)→沼津(13:14) クハ210-5040
東海道本線 普通 959M 沼津(13:16)→掛川(15:06) クハ210-5029
◆小田原-掛川間の運賃2,640円


改札口(南口)

新幹線と在来線の改札がL字型に配置されている。


出札口(南口)


JR東海 東海道本線 掛川駅《南口》 (静岡県掛川市南)

食事のため歩いて掛川駅に立ち寄った事があるが、鉄道の利用で来たのは初めて。新幹線口の南口に大勢の人がいたけど、テレビのローカルニュースでタイムカプセルを開けた人たちだったと後で知る。うちの学校も昔埋めたな。もう開けたけど。


掛川ステーションホテル (静岡県掛川市亀の甲)

駅前のホテルにチェックイン。旅行サイトからの予約で4,000円。


客室の様子


tv さっそくお相撲を見る

今日は大相撲一月場所十四日目。


大翔丸に松鳳山は押し出しで松鳳山の勝ち

松鳳山関が勝つところを見られてよかった。お相撲の開催中は早い時間にチェックインしなければ。さて幕内最高優勝は明日の千秋楽まで判らない。結びの一番も終わり夕食に出掛ける。このホテルでは夕食カレーライスが先着30食限定で無料サービスされる。麦酒などアルコールも無料だそう。ロビー横の会場ではお食事中の宿泊者の姿が見られる。実に魅力的なサービスだが今回は外で食事をする。


ライトアップされる掛川城が見える

天守は平成6年の再建だが木造建築で復元されている。まだ行った事はない。さて予定していたお店が準備中(もう閉店なのか、これから開店なのか)だったので掛川の街を彷徨い、郵便局があったのでお金をおろしてきて、店頭のメニューに定食のあった飲食店に入る。


飫肥杉(418円)

飫肥杉は一昨年12月に日南のホテルで飲んで以来。実に旨い。


こだわり色々の小鉢御膳(1,200円) ※ご飯の大盛りは無料

看板に日南市とあったので宮崎の料理かと思われるがお醤油も味噌汁も甘くない。南越谷で見掛けた事があるのでチェーン店であり日南市の人がやっている訳ではないのだろう。甘い醤油でなかったのは残念だが(希望すれば出してくれたかな)チキン南蛮は宮崎の味で何といってもこの値段で品数が多くまた美味しい。芋焼酎の飫肥杉はお代わりを注文した。実に申し分ない夕食となった。ごちそうさまでした。


じとっこ組合 掛川駅前店 (静岡県掛川市駅前)

掛川に来る用はあまりなさそうだが、南越谷の店舗で地鶏やお魚と焼酎を楽しみたい。




tv ホテルに戻りテレビを見る

タモさんがブラブラする番組は終わっていた。録画はしている。静岡県に来て宮崎県の料理を食べてきたが次の番組でちょうど静岡県のレストランを紹介している。


静岡県の有名なハンバーグ店を紹介

御殿場市と静岡市の店舗の前を通った事がある。混んでいるらしく入った事はない。


福岡県のうどん店も紹介


これまで令和4年1月22日撮影

ここは博多バスターミナル店を利用した事がある。自分の食べたうどん画像より。


釜揚げ牧のうどん 肉・ごぼう天・かしわセット(880円) 令和2年12月20日撮影


ネギを投入♪ 令和2年12月20日撮影

美味しかったがうどんの柔らかさに驚いた。伊勢でうどんを食べて驚いて以来だ。


資さんうどん かしわごぼ天(660円) 令和4年1月10日撮影

個人的には資さんのほうが好み。


ウエスト 高菜葉巻おにぎり(130円) 肉うどん(660円)+ごぼう天(150円)
平成30年7月1日撮影

もう一つうどん屋さんを紹介。ウエストさんは関東にも店舗ある。


白ネギなのは関東地区の店舗だからか… 平成30年7月1日撮影

福岡県に行ってもラーメンよりもうどんを食べている。さてテレビの内容に戻る。


帯広のカレー店を紹介 令和4年1月22日撮影

ここは駅前のレストランのふじもりさんが出しているチェーン店だったか。カレー店は訪れた事がないがレストランのほうで女将さんをお見掛けしたような。レジにおられたような気がする。このレストランに初めて行った時にお水とメロンソーダのコップが出てきて驚いたが、その後に何度か訪れたがメロンソーダはサービス出ててくる。最後に訪れた時は車で帯広に行った。道東道が夕張ICまで開通していて、未開通区間は国道274号で日勝峠を越えて十勝清水ICから再び道東道に流入したからもう十年よりもっと前の事だ。久しぶりに帯広に行って豚丼食べたい。


ニュースは静岡ではなく名古屋から 令和4年1月22日撮影

こちらのテレビは地上波のみ。お相撲が見られたからそれでいい。さて焼酎も効いているし眠くなるばかり。就寝する。


sun right rain 静岡県のお天気は? これより令和4年1月23日撮影

令和4年1月23日日曜日。掛川のホテルで起床する。天気は崩れるのか。


名古屋から東海北陸のお天気

富山県魚津市に行った時にテレビを見たら名古屋からニュースをしていて驚いた。東海北陸という括りだからそうなるのだが、隣県の新潟県柏崎市では関東甲信越の括りで首都高速の交通情報を聞いて驚いた。


外の様子

まだ天気は大丈夫。


無料朝食

チェックイン時に朝食時間を聞かれて8時と答えたが、時間となったので会場へ。おかずはホテルの人が運んでくれて、ご飯と味噌汁は自分でよそう。このご時世で本来は朝食バイキングのところ朝食時間を予約制としておかずは個別に提供するようだ。美味しかった。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。無料朝食がこんな感じで、利用しなかったが限定30食ながら夕食カレーと麦酒等のアルコールサービスもあり宿泊料金は4,000円也。建物は古いが絶対お値打ちである。


新幹線〔こだま703号〕が入ってきた (掛川)

部屋に戻り新幹線を眺める。素晴らしい。


〔のぞみ〕または〔ひかり〕の通過待ち


新幹線〔こだま702号〕が出発

東海道新幹線開業時に掛川に新幹線駅はなかった。新幹線が通過していくばかりで、それは止めて欲しいと思うだろう。新幹線駅開業後は〔こだま〕だけが停車する。


快適でお値打ちなホテルをチェックアウト




JR東海 東海道本線 掛川駅《南口》 (静岡県掛川市南)

ホテルから駅は目の前だが自由通路で北口に移動する。


JR東海 東海道本線 掛川駅《北口》 (静岡県掛川市南)

北口は木造駅舎。昭和63年に新幹線駅が開業した際、木造駅舎があると紹介されていた。昭和8年建築、昭和15年改築の駅舎。耐震化工事のため解体され、平成26年に復元されている。




駅頭の様子

木造駅舎の中にも出札口がある。今日使う特別企画乗車券を購入。掛川から使うのではない。新幹線口(南口)、木造駅舎(北口)ともう一つ別の掛川駅舎に向かう。 (つづく)