新幹線駅が見えてきた! (青森県青森市大字石江)
青森駅から新青森駅へ移動する。当然、鉄道で移動したいのだが、いかんせん奥羽本線の運転本数が少ないのでバスを利用する。青森駅の停留所で待つのだが、乗ろうと思うバスが来ない。市バスの案内所に確認に行くと、時刻表に月~金と書かれているのは運転日ではなく、運休日だったことが判明する。思っていたより18分遅い出発となる。青森駅前からは自分を含めて2人が乗車。途中の停留所から乗った客を合わせても5人である。地方のバスは厳しい。旧国道らしき道に入る。跨線橋を渡っていると、789系車両が津軽線を行くのが見える。八戸発函館行特別急行〔スーパー白鳥95号〕と思われる。石江という停留所で降りる。後乗り前降りで、乗車時に取った整理券で運賃表を確認、整理券と運賃を運賃箱に入れる方式。これが一般的だと思うが、前乗り後降り、運賃前払い式のバスもある。均一運賃なら良いが、予め降車する停留所を運転士に告げ、運賃を前払いする方式もあり、これは車窓を見ながら適当なところで降りたい時には困る。今回は乗車時に降車する停留所は確定していなかったから整理券式で良かった。停留所の先で新幹線の高架線が道を横切っている。
青森市営バス 青森駅前(9:52)→石江(10:09)
東北新幹線(未開業)東京方を望む!
それでは新幹線駅へ!
奥羽本線 新青森駅 南口 (青森県青森市大字石江字高間田)
駅前では駐車場等が整備中だが、入口が意外と小さい。南口は裏駅のようだ。
在来線改札口(整備中)
自動改札機(未稼働)
今でも在来線の奥羽本線の列車が発着しているが、切符売場も開いておらず、改札は無人で自動改札機は稼動していない。まだ駅としては無人駅という事か。
準備駅ってなんだべ?
東北新幹線(未開業) 新青森駅 (青森県青森市大字石江字高間田)
こちらが表口になるのだろう。ガラス越しにまだ営業していない飲食店等も見える。ちょうど試運転の列車(E2系車両)が入ってきた。駅前は広大であるが、今は駐車場くらいしかない。駅の中や外に工事関係者が多数みられるが、新幹線駅を見に来た人も平日にもかかわらず何人かいる。正式な見学の一団もいるようだが、そちらは新幹線プラットフォームも見られるのだろうか。
【デザインコンセプト】 縄文から未来へ
- ほっとして郷愁が感じられるあずましい北の駅 -
【デザインイメージ】 縄文と未来の融合
昭和57年6月23日に大宮-盛岡間で開業した東北新幹線。盛岡以北の延伸が進まぬ中、昭和61年11月1日、奥羽本線に新青森駅が開業。昭和62年4月1日に日本国有鉄道から東日本旅客鉄道になっても新幹線はやって来ない。月日は流れ、平成14年12月1日に盛岡-八戸間がようやく延伸開業。そして、平成22年12月4日に八戸-新青森間が延伸し、28年の歳月を経て東北新幹線は東京-新青森間の全線開業を迎える。
北海道新幹線(未開業)札幌方を望む! ※新函館-札幌間は未着工
新函館までは建設が進むが、札幌まで開業となるのはいつの日か。
案内図には東北本線の文字はなかった (´;ω;`)
新幹線開業後を想定した案内図だから当然なのだが、東北本線が青い森鉄道に変わっている事に寂しさを覚える。旗竿でないのが余計に寂しい。
こちらの入口から入ることは出来ず…
シートの貼られた階段を上り…
薄暗い通路を奥羽本線のりばへ…
奥羽本線時刻表
青森の隣駅でこの本数とは。さすがに新幹線開業後は増えるのでしょう。
新幹線乗り換え改札は見られず!
売店の手前を右に曲がったところにあるもよう。
奥羽本線プラットフォーム
新幹線を降りた旅客は、ここで弘前や函館方面の列車に乗換となる。切符も持たずにプラットフォームまで来たが、券売機は待合室の中に設置されている。この券売機では近距離の乗車券しか買えないので、最も安い140円区間の乗車券を買い、後で乗車変更をするとしよう。新幹線開業後の再訪を楽しみに新青森を後にする。 (つづく)
新青森を出発
奥羽本線 普通 641M列車 [701系車両] (青森)
いずれも平成22年11月22日撮影
奥羽本線 普通 641M 新青森(10:45)→青森(10:51) クモハ701-4